
萬福寺は、京都府宇治市にある黄檗宗の大本山の寺院。山号は黄檗山。
本尊は釈迦如来。
日本の近世以前の仏教各派の中では最も遅れて開宗した黄檗宗の中心寺院で、明出身の僧隠元を開山に請じて建てられた。
建物や仏像の様式、儀式作法から精進料理に至るまで中国風で、日本の一般的な仏教寺院とは異なった景観を有する。
萬福寺は、京都府宇治市にある黄檗宗の大本山の寺院。山号は黄檗山。
本尊は釈迦如来。
日本の近世以前の仏教各派の中では最も遅れて開宗した黄檗宗の中心寺院で、明出身の僧隠元を開山に請じて建てられた。
建物や仏像の様式、儀式作法から精進料理に至るまで中国風で、日本の一般的な仏教寺院とは異なった景観を有する。
臘八大摂心ろうはつおおぜっしん 師走にはとても過酷な修行が待ち受けています。その名も臘八大摂心ろうはつおおぜっしん。臘月ろうげつの八日間(12月の1日から8日夜明けまで)心と向き合います。お釈迦様が七日間坐禅をし八日目の...
鉄眼禅師を救った 柳の一枝 これは鉄眼禅師が一切経(大蔵経)全巻木版印刷の発願されて全国を勧進行脚をし、江戸からの帰り道での話です。そんなことも知らない盗人は鉄眼禅師の後ろを追いかけていました。 この和尚は大金を持ってい...
京都は底冷えすると言われています。雲水衣も夏用から冬用に変わりましたが、冷えの原因である足は裸足のまま。寒い寒いと言いながらも耐える日々でした。そんな季節に「施粥せしゅく廻り」というものがあります。 施粥廻り 12月に厳...
黄檗僧 高泉性潡こうせんしょうとん禅師 について 高泉禅師が黄檗山萬福寺の住職に就いたのは隠元禅師が亡くなられてからすでに二十年も経っておりました。 高泉禅師 高泉禅師は書や詩文に長じ、世の中では黄檗文化が再び開いたとま...
普度勝会 少し肌寒くなってきた頃、萬福寺では普度勝会という秋の法要が行われます。しかしコロナ禍で、本来の色鮮やかな装飾仕様とは異なった法要となりました。 落葉 そして秋といえば私たち雲水を困らせるものがあります。それは…...
墓参り 九月になると萬福寺には墓参りに来られる方が多くなります。雲水は参拝者と共に手を合わせ、お経を読む「墓経」をします。霊園の地蔵堂があり塔婆供養も行います。 墓掃除 少しでもお墓参りのお手伝いになればと思い、雲水全員...
棚経廻り お盆の時期を迎え、雲水も出身寺院で棚経たなぎょう廻りを行います。しかし萬福寺での棚経廻りもあるため、私と同夏(同期)・先輩の各1名が本山に残ることになりました。三人で壇信徒さんの各家に事前に訪問する時間をお伝え...
失敗 萬福寺では七月中旬に施餓鬼法要と盂蘭盆会が三日間、開催されました。大きな法要で準備で大忙し…そんな時に限って失敗をしてしまうのです。私の同夏(修行仲間)が塔婆立てを壊してしまったのです。これだけでは終わりません。施...
催し 萬福寺の五月は数多くの催しがあります。八日の布袋祭や、下旬の「煎茶道大会」という全国の茶道家が集まる行事など多忙を極めるはずだったのですが、コロナの影響で中止となってしまいました。法要を行うにもマスクなどの制限が設...
法要での初めての香灯 四月八日には「降誕会」というお釈迦様の生誕を祝う法要がありました。誕生仏と呼ばれる生まれたばかりのお姿のお釈迦様の像を祀ります。法要の準備の際はメモを取り、先輩についていくだけで精一杯でした。この時...