【第二章 十節】 充実の年始

【第二章 十節】 充実の年始
【第二章 十節】 充実の年始

元旦

元日未明、禅堂から報鐘ぱうちょんが鳴り響きます。
それを合図に開静かいじょう太鼓、雲版が鳴り…新年最初のお勤めが始まります。

年頭法要

それが終わると、年頭法要の準備に移ります。
萬福寺の正月三が日は、大般若転読会が行われます。
六百巻ある大般若経を、手分けして読んでいきます。
広げて持ち上げた経本はバラバラに落ちてしまったり、経本を入れる箱の蓋が閉まらなかったり…。
和尚さんに大きい声をとの指示がでて、喉が潰れてしまいました。
午前の法要が終わると、午後からは年頭廻りへ。

年頭廻り

12月の施粥せしゅくを頂いた方々へ、年始の御挨拶に伺います。
しかし、衣3枚だけでは寒く、耐えきれません。
そこで足袋の許可が下り、心も足も暖かく感じました。
そして何より、迎え入れて下さる方々の心と笑顔が有難かったです。

達磨寺

年頭法要を終え、次の日には群馬県の達磨寺へお手伝いに…のはずが3人限定の招待。
同夏(どうげ)でじゃんけんになりました。
お手伝いだと分かっていても、外に出られる喜びがあるのです。
こんな時に限って普段の行いの差がでるもので、私はお留守番。
しかし、数日後に交代でお呼び頂き、群馬県へ旅2日間伺うことができました。
達磨さんの開眼供養を任され、片目を沢山描きました。
皆さんの家の中に、お茶目な目をした達磨さんがいたら、私が描いたものかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
アバター画像
恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。