謹賀新年2024

謹賀新年2024
謹賀新年2024

この記事をご覧になられている皆様
明けましておめでとうございます。
2024年(令和6年)になりました。
皆さんの元旦はいかがでしたか?

最近は年賀状も減ってしまいました。
小僧の友達はSNSやメールなどでお祝いすることが多いです。
正月飾りもする家庭も減り、除夜の鐘ではなくテレビを見て年末を過ごすところが多いのではないでしょうか?

お正月

お正月は仏教が日本に伝わる前から存在する、日本で最も古い行事らしいです。
今でも旧暦でお正月を祝う「旧正月」の風習がある地域もあります。

年賀状の文化

以前も解説しましたが、年賀状は平安時代から続いております。
本来ならば年始の挨拶に伺うものですが、遠方は大変なため手紙を書いたそうです。

江戸時代になると、「飛脚」という郵便が流通し、多くの人が年賀状を書くようになりました。
官製はがきが登場した明治時代に、1月1日の消印を貰おうと混雑したため、「年賀はがき」が誕生しました。
しかし、インターネットが普及し、今では気楽に文章や画像を送れるようになってしまいました。
それにより、次第に年賀状が減ってきています。
会社内で送りあわない所もあるそう…。また、新社会人が年賀状を出さなくて怒られたというエピソードもあるらしいです。
まさに、時代の変化ですね!

花餅の文化

都会の友達に「花餅って飾る?」と聞いたところ「何それ?」と返事がきました。
実は…花餅は高山発祥の呼び方だそうです。
一般的には「餅花」といい、木の枝に餅や繭玉を付けて飾ります。
地方の特産物が豊穣することを祈りながら作るそうです。
花瓶に入れて飾るものから、天井近くの壁に取り付けるものなど、多種多様のものがあります。
高山の花餅はピンク色の餅と白色の餅を交互につけたものが飾られます。
雪深い高山では、冬に咲く花がないため、室内に装飾できるよう作られたと言われています。
実際は五穀豊穣を願う行事だそうですね。
今では、朝市やスーパーなどに売られています。
久しぶりに飾ってみるのもいいかもしれませんね!

小僧さん

皆さん、今年の目標はたてましたか?
1年後になりたい自分のなるために目標を立て、達成のために1か月の目標を立て、そのために1日の目標を立て…。
年末に近づくと「今年も早かったね」という会話をよく聞きます。
昨年もそんな話を耳にしました。
時間は早いもの…、刹那に過ぎていきます。
だからこそ、1時間、1分、1秒を大切にしていきたいですね。

今年もよい1年になりますよう、お祈り申し上げます。

小僧合掌

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恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。