頭陀袋015 平成25年9月号
目次1 道場1.1 禅語に「歩歩是道場」とか「直心是道場」という言葉があります。2 座禅をしよう 道場 道場といえば、まず思い浮かぶのは剣道、柔道の道場でありそれから、そろばん道場など、習い事の道場でしょう。座禅道場など...
目次1 道場1.1 禅語に「歩歩是道場」とか「直心是道場」という言葉があります。2 座禅をしよう 道場 道場といえば、まず思い浮かぶのは剣道、柔道の道場でありそれから、そろばん道場など、習い事の道場でしょう。座禅道場など...
冥福・冥利・他生の縁 「冥」という字は暗いとか、遠い、 あるいは目に見えないものを指す字で、宗教的には、神仏の作用とかあの世 (冥土) のご先祖様についての語です。したがって『冥福』とはあの世の幸福を言い、「冥利」とは冥...
追善・追薦 今は亡き、家族のために追善供養することは昔から遺族の努めとなっていますね。「○○追善供養塔」などと墨書される卒塔婆も皆様にはおなじみでしょう。「死者の冥福を祈って読経などの善事を営むこと、仏事や法事をして供養...
目次1 業(その二)強情。強盛2 座禅をしましょう。 業(その二)強情。強盛 あの人はゴウジョウだ。 ゴウジョウッパリだ。という表現があります。 自分を正当化して、他を受け入れない人を評していう言葉ですね。 ゴウジョウと...
業(その1) 業とは人間のなす行為、振る舞いのことであります。ふだん、この言葉はよく使います。たとえば(前世の宿業)とか(自業、自得)(業が深い)などのようです。この業には過去の業と、現在の業があります。過去の業は宿業と...
自己に勝つ 人間は常に「いわれなき恐怖」におののいています。たとえば死に対する恐れ、財産を失うのではないかという恐れ、また、子供に裏切られるのでないかというおそれなどであります。 このような恐怖や苦しみに駆られると人間は...
目次1 本家・本郷・本国2 三仏会(さんぶつえ) 本家・本郷・本国 何の前触れもなくSさんがお寺をたずねてきました。「方丈さん、助けてください。私は自分の家に帰りたいのですが、誰も返してくれません。私の周りにはいつも四、...
ひとりぼっち 『一人ぼっちが好きだよと、、、、、』なんていう、流行歌の歌詞がありますが、 本当に一人ぼっちが好きな人が居るのでしょうか?一人ぼっち (ひとりぼっち)とは独り法師のことで今日では (肉親や仲間が居なくて孤独...
目次1 七光・十二光2 七 七光・十二光 阿弥陀佛の光明は尽きることなく私たちを照らして居てくださることから、後光を無数の光の筋として表すことが多いですね。その光には十二種あるそうで、無量寿経には次のように述べられており...
目次1 福田・恩田・福分1.1 福田衣2 かんのん霊場めぐり 福田・恩田・福分 福田さんとか恩田さんとかいう苗字の方がいらっしゃいますね。 そのかたがたのご先祖はきっと仏教に熱心な信者だったに違いありません。 (福田) ...