頭陀袋032 平成27年2月号
目次1 それぞれの人生1.1 私の履歴書(29) 私の家族2 お彼岸3 涅槃忌 それぞれの人生 先日、スクラップブックを整理しておりましたら分子生物学者でノーベル賞を受賞された利根川進先生が、日本経済新聞の私の履歴書とい...
目次1 それぞれの人生1.1 私の履歴書(29) 私の家族2 お彼岸3 涅槃忌 それぞれの人生 先日、スクラップブックを整理しておりましたら分子生物学者でノーベル賞を受賞された利根川進先生が、日本経済新聞の私の履歴書とい...
目次1 四つの誓い2 法門無量誓願学、たくさんの仏の教えを学べますように。 四つの誓い 衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど)すべての人たちが救われますように、 煩悩無尽誓願断(ぼんのうむじんせいがんだん)尽きない...
目次1 佛のお慈悲2 アメリカインデアンのうけつがれていることばに 佛のお慈悲 世を救う 三世の仏の心にも似たるは親の情けなりけり。 子供がほめられれば、わたしが褒められたように、子供が成功すれば自分が成功したと、一瞬一...
目次1 薬王山大寧寺住職、五島海南和尚を訪ねて2 黄檗山の鐘楼、鼓楼 薬王山大寧寺住職、五島海南和尚を訪ねて 平成二十六年十月十八日、関市迫間、正渓寺を訪問した帰りに、美濃太田の大寧寺に住職、海南和尚を訪ねた。庫裏には人...
目次1 信心の綱 (譬喩経より)2 袈裟の功徳 (地蔵十輪経より)3 お寺に行こう。和尚さんと、ともだちになろう。 信心の綱 (譬喩経より) ある国王が、大工の棟梁に命じて、とて も高く立派な石柱を建てさせた。それはあま...
目次1 断腸の猿 (動物・愛別離苦)2 阿弥陀様の再会 断腸の猿 (動物・愛別離苦) 東晋の武将、垣温(かんおん)が長江の三峡を下る途中、その侍者が岸の岩場で遊ぶ一匹の猿を捕まえて船に乗せた。子猿は暴れてなき叫び助けを求...
目次1 数珠の功徳 (信仰・数珠)2 お寺からのご報告 数珠の功徳 (信仰・数珠) お釈迦様が霊鷲山で説法されていとき、ナンダ国(古代インドの小国)のハルリ王が使者を遣わし、世尊に「我が国は辺境で、国も小さく、常に兵乱が...
目次1 浄土に行ってきた僧の話1.1 関連話 浄土に行ってきた僧の話 昔、中国に恵鏡法師という立派なお坊様が居られた。ある晩、夢の中でお体が金色に輝き、お顔はとても端麗なる一人の沙門(出家した坊さん)が現れた。その神々し...
目次1 水ばなのおもてなし(因縁)1.1 和尚さんの一言 水ばなのおもてなし(因縁) ある和尚さんが、お檀下まいりに行ったところ、お婆さんが出てきて「ただいまご飯を炊きますからどうぞ召し上がってください。」と、親切にすす...
お施餓鬼の由来について 目連尊者(お釈迦様の弟子)はあるとき、自分の母は亡きあと、どうなっているかを神通力をもって探したところ、餓鬼道に落ちて、肉は痩せ衰え、骨ばかりで地獄のような苦しみを得ていた。 木蓮尊者は神通力をも...