お休みだ~😁

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長い休みの計画だけで疲れてしまう恩林寺の小僧です。

ゴールデンウィークになりましたが、皆さんはどう過ごされていますか?
旅行などを楽しんでいたりするのでしょうか?
もしくは後半勝負でしょうか😄

逆さしだれ桜

先日、散る前に桜の撮影に出かけてきました。
昼間の撮影ですが、とてもきれいな桜でした。
休日にとっても癒やされてきました。
桜の撮影はタイミングを合わせるのが難しいですよね?
まさに一期一会ですから、その刹那を大切にしたいと思いました。

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休息の大切さ

日本人の勤勉さというのは世界有数らしく、休日の過ごし方が下手だと言われています。
見かけた記事にも、20代の4割の人が休むことに何かしらの罪悪感を持つらしいです。
違法残業・長時間労働などにより休息を犠牲にして生活してはいけません😫
他にもパワハラなどの様々なハラスメントもいけません。
それらが過労死に繋がるなんて、絶対にあってはいけないのです。
そこで休息の大切さをお伝えしたいと思います。

妙法蓮華経化城喩品第七

妙法蓮華経化城喩品第七に説かれる化城宝処けじょうほうしょの喩とは、法華経の喩え話として知られている法華七喩ほっけしちゆの一つです。
法華七喩とは法華経の教えをわかりやすく説くための七つのたとえ話。

化城宝処の喩

貴重な宝物を求めて案内人とともに旅に出た人たちがいました。
この案内人は聡明で精神力も強く、宝物へと導くことのできる人物でした。
しかし、旅に出た人たちですが、あまりの過酷な環境にまいってしまいます。
「我々は長旅で疲れ果て、厳しい環境にまいってしまっている。元の所に引き返そう」という声が上がりはじめました。
皆を何としても目的地の宝物に連れていきたい案内人。
神通力で立派な城を作り皆を休ませ、体力が十分回復させました。
そこで旅の再閧を告げますが、城に留まりたいとの声がします。
これに対し案内人は、本当の目的地はもっと先にあると語ります。
元気を出して出発しようと声をかけ、案内人と共に旅を続けたのでした。

ここに出てくる貴重な宝物とは、正しい教えを意味します。
旅に出た人たちとは我々を、過酷な環境とは人の世を意味します。
これは正しい信仰へと導く喩え話として有名なお話です。

小僧さん

現実には非常に難しいですが、休みを取ることも必要だと思います。
休むことはけっして罪悪ではないと理解してほしいと思います。
自らを追い込んで頑張りすぎず、休息の必要性を伝えていく。
妙法蓮華経化城喩品第七にはそんな意味があると思います。
他の喩え話にご興味がある方。
ぜひ恩林寺の小僧まで聞きに来てくださいませ😄

小僧合掌

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恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。