【第四章 九節】 煤払い

【第四章 九節】 煤払い
【第四章 九節】 煤払い

🧹 煤払い

12月13日、萬福寺では煤払いが行われます。
柄の長い箒を準備し、山門から法堂まで天井や屋根の隙間を掃除していきます。
私たちは前日に準備をして眠りにつきました。

珍しい雪景色

翌朝、同夏が私の布団に飛び込んできました。
雪が積もった!
実際に見てみましたが、高山で過ごした私にとってはほんの僅か。
彼らは雪が降らない地域で過ごしてきたため珍しかったのでしょう。
地域差を感じました。

埃まみれの作務

そんな朝から始まった煤払いですが、上を向いた状態で行うため、とにかく首や肩が凝ります。
落ちてくる埃が目や鼻に入り、顔は酷い状態…。
柄の長い箒に振り回されながら作務をしました。

新聞掲載をかけたじゃんけん

埃を一通り落とすと、掃き掃除と拭き掃除に分かれます。
バケツの水に手を入れたくない私たちはじゃんけんをしました。
結局、負けた私は仏像の拭き掃除をすることに。
本尊様を拭いていると、地元新聞社の方から声をかけられました。
「ぜひ写真を撮らせてください。」
掲載されると思うと一気にやる気が出ます。

全員主役!思い出の煤払い

私たちが普段以上に動いていると、掃き掃除組がこちらにやってきました。
「僕らも拭き掃除するよ~。」
みんなで掲載されたかったのか。
そんな邪推もしながらでしたが結局、同夏全員で新聞に載ることになった思い出深い煤払いの日になりました。

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恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。