第43回草仏展へ😆

草仏展へ
草仏展へ

念願の草仏展へ行ってきました。

5月23日より開催されている草仏展へ行ってきました。
名古屋に居る弟(写真NG)を呼んで、道案内してもらいました。
私一人だけではすぐに迷子になってしまいます。
普段会わない弟と話す時間は新鮮なものでした。

尾形先生との再会

尾形先生との再会

会場に着くと、尾形先生に出迎えて頂きました。
先生のお知り合いということで、受付の方にご丁寧な対応をして頂きました。
尾形先生はやはり凄い方だなあと尊敬しつつ、そんな方とのご縁を頂けたことに感謝しました。
先生に連れられ、草仏展の会場を見て回りました。
今回は、撮影禁止でしたので掲載できません。

最初に入場すると、仏師である江場琳黌先生の孔雀明王さまが迎えてくださります。
尾形先生はその仏像の彩色をしたそうで、細部まで綺麗に塗られていました。
木に塗る時は滲みが少ない特別な塗料を使うそうです。
私たち素人には考えられない匠の技術ですね。
一緒にいる弟も目を丸くしていました。

他にも、尾形先生が作成されている仏画を二点、見せて頂きました。
先生の彩色は優しい感じがして、いつまでも見ていたいと毎回思っています。

江場先生とのご縁

琳黌先生の息子さんである、仏師の江場琳觀先生の仏像も見せて頂きました。
すると、ご本人が登場😲
尾形先生がお互い紹介してくださり、貴重なご縁をいただきました。
江場先生の仏像は力強さの中に優しさが宿っているような仏さまが多いように感じました。

江場先生

遠くにある仏さま、秘仏など触れられない仏さまも大切ではあるが、それでは心の距離も遠くなってしまうように感じる。
それよりは、身近に感じられる仏教、仏さまであってほしい。

と、おっしゃられていました。

蜘蛛の糸と題された仏像は、手から糸が垂れており、「子供も知っているお話をきっかけに興味を持っていただけたら…」という思いが込められているそうです。

他にも維摩居士像などがありました。
維摩経には、維摩さんが文殊菩薩さまと対話した話が書かれています。
最後、維摩さんは「二指を立てて黙ってしまった」と書かれており、その様子を彫った像が展示されていました。
意識に捉われてはならぬと言いながら出家せず俗世に生き続けた維摩さん。
菩薩になれそうな方であるにも関わらず、居士のまま、他の人を仏へと導いた方です。

江場先生は「目はギョロッとし、口は笑っている維摩居士像を創りたかった。」と話しておられました。
私自身も心が惹かれました😀

再び高山へ

江場先生とお別れをし、尾形先生の案内で近くのドラゴンズショップまで送ってくださりました。素敵な時間をいただいた気がします。
感謝🙏しかありません。
またいつか、機会があれば仏像展を見に行きたいと思います。
今年の秋に、また高山別院にて尾形先生の作品展が開かれるそうです。
楽しみにしながら、これからの日常生活を精進していきたいと思います。
いつか恩林寺でも開催して頂きたいなぁ…わがままな野望も秘めております😁

Gallery

小僧さん

今回、貴重な縁を頂きました。
普段の私の行いが良いからでしょう😅😅
いえ、この縁を大切にしてこれからも頑張れと仏さまに言われている気がします。
私自身、まだまだ未熟です。
立派にはなれずとも、皆さんを笑顔にできる人になりたいです。
今の自分に何ができるか。私なりに精一杯頑張りたいと思います。
江場先生、尾形先生、本当に貴重な時間を頂き、誠に有難うございました🙏

小僧合掌

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恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。