頭陀袋163 令和8年1月号

ばあちゃんズだより記念誌(表紙)
ばあちゃんズだより記念誌(表紙)

ばあちゃんズの菩薩行

先日、小杉ACTさんに伺いましたら会長さん
「ちょっと、これ見て。素晴らしい本を頂いたんやよ。」
(平田美知枝さんが亡くなってもう一年、相棒の犬石さんがばあちゃんズだより記念誌として本にしたから読んでみてとのこと)
「私だけではもったいないからちょっと読んでみてよ。あまり立派な本なので。」
開いてみると平田さんは長らくのやまゆり学園のお勤めが一区切りしたところで犬石さんと二人、お弁当を困っている人に宅配され、亡き後も犬石さんがご遺志を継いで続けておられるとのこと。

原田和尚様の「ホウの会」と座禅の教え

話は飛びますが私らは原田和尚が主催されるホウの会の仲間で、会場はどこでも。
出張座禅の会(和尚さん曰く、ぐうたら座禅会)。
和尚さん自らが座布(座布団)を持ち歩く。
正座でよし、椅子でよし、壁を向いても、こちらを向いてもよし。
ただ、呼吸を整えて背筋をまっすぐに。
いらんことを考えるな。
後入りさせていただいた私が少し驚いたのは、和尚さん曰く、「私があんた様を知るために一つ、今まで生きてきた来歴を作文にして書いてくれんかな。」
えらい話やな。
しかし相手を知るためには一番早い方法かなあ。どうやら平田さんもこの手に乗った一人ではなかったか?

平田さんの「菩薩行」と犬石先生の活躍

私らはホウの会の会計やお世話を一手に引き受けて面倒見ていただきました。
「平田さんは立派なヒトやゼナ。自分を忘れて、人様のために尽くしなさる。あの方のなさることはまさに菩薩行やな。」
和尚さんは時々平田さんのご縁を喜んで話されました。
それにもう一人、ばあちゃんズの相棒、犬石先生、彼女は保育園の園長先生を長らくお勤めになり、さらにばあちゃんズの担い手として活躍されております。
仲間でのお昼の食事会など手早く設定、会計さんの役も同時にこなされる、ありがたいお姉さまです。
本の素晴らしい内容をいちいち説明したく思いましたが、残念ながら中日新聞に先を越されてしまいました。

和尚様と平田さんの旅立ち

和尚様は昨年の春の彼岸に。
平田さんは和尚さんのお後を追うように、十月末日、旅立れました。

黄檗宗の黄檗とは

私どもの宗旨、黄檗宗というのはなぜか?
京都宇治にあります黄檗山萬福寺は江戸時代初め、長崎の唐寺の住職が空席となり、何とか中国から立派な和尚さんを招聘したいとのことで再三の御願いが叶い中国の黄檗山萬福寺の住職、隠元禅師が来日され幕府の援助や後水尾上皇様のご支援により禅師の故国のお寺と同じ黄檗山萬福寺を名乗ることとなりました。
もともと中国での寺は臨済宗でありました。
が、明治初めより黄檗宗を名乗ることとなりました。
故国、黄檗山の裏山には黄檗の林があったといわれています。
キハダは日本の山林にも自生しており、岐阜県でも飛騨市、広島県、北海道などが産地。
ベルベリンを含有し、胃腸薬に使用されております。

習い事をはじめましょう

躾という字は日本でできた漢字で日本特有のものです。
三つ子の魂、百までと言います。
子育てには大切なことなのですがこうした意識は希薄になってきております。
今からでも遅くはありません。
伝統的なお花、お茶、着付け教室、俳句など毎日の生活に取り入れて、ひいては家庭のしつけに結びつく。
伝統を重んじ文化を継承したいものです。

古田住職

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古田住職
皆さん、こんにちは。住職の古田正彦といいます。 私は「お寺に行こう 和尚さんと友達になろう」をキャッチフレーズに進めています。 小さなきっかけでも仏様と結ばれることを喜びとしています。