郡上市八幡町の観光名所に郡上八幡城があります。
町中を散策していても、多くの場所からその雄姿をご覧いただけます。
その城へ向かう道中に『善光寺会館』という看板が目に入ってきます。
幼い頃に怖かった思い出の寺院の一つです。
総本山鞍馬山郡上別院 善光寺
幼い頃に伺って善光寺さんや~と思っていました。
722年に泰澄大師が加賀白山中宮の社坊として創立。
郡上善光寺 案内板より
その後長滝寺として長く栄えてきたが真宗が盛んになるに従って衰微。
さらに明治初年の変革により廃寺にひとしくなっていた。
ですが、案内板を読むと少々違っていたようです。
信州善光寺より分身体を勧請して郡上善光寺と称するようになったのは明治時代の話。
しかも昭和からは毘沙門天を本尊とする鞍馬弘教の寺院とのことです。
宗派としては様々な道を辿ってきた寺院のようです。
しかし、そこに手を合わせる人たちがずっと支えてきた温かいお寺だと思います。
善光寺会館
民宿 善光寺会館とありますが、場所的には宿坊のようにも見えます。
お寺の敷地内にありますので、宿泊されると心もキレイになるかも?ですね。
お堂の内外ともに、手入れされていますから、朝や晩の勤行のようなものが見れるのかな?
お勤めに参加できるのであれば、ぜひとも宿泊してみたい場所です。
だって景色も良い場所にありますしね😊
およし観音堂
この善光寺へ訪問する際、登りだと最初に目につくのがおよし観音堂です。
およしというのは、八幡城を築く際に人柱として生き埋めにされたという娘のこと😱
美人で誉れ高い娘だったようで、美人という点だけ小僧と同じですね🤣
八幡城本丸跡の石段の下でオヨシオヨシと言って手を叩くと泣くような声がするそうです。
最後に…
この善光寺での幼い頃にあった恐怖というのをご紹介します。
本堂内に大きな仏頭があり現存しています。
それが、幼い頃の私には大きすぎて驚いて怖かった…というお話です。
大きくなった今なら、大仏さんが居たんやろうなぁと思えるのですが😄
当時は身体がなくて可哀相だ…と少し泣いてきた頃を思い出しました。
参詣に伺った際に、掃除をされている方にお会いしました。
お寺の関係者だったのかは不明です。
その方を見つめている猫にも会いました😊
しかし、その方のお陰でキレイなお寺で手を合わせることができました。
感謝しかありませんね。
恩林寺も気合い入れて、掃除しようと思いました🙏