中国の万里の長城の頂上に立ちたい恩林寺の小僧です。
“ちょうじょう”でかけてみたのですが面白かったかな。泣
中国は色々な文化があります。ちょうどこの時期は中国盆の時期です。
萬福寺や長崎の崇福寺では「普度盂蘭盆勝会」といもものを開催しています。
三日間にかけて盛大に行われ、雰囲気的には文化祭に近いものを感じます。
1日目は釈迦その他尊者の霊を慰め、2日目は亡者や霊を呼びます。
3日目は全世界の霊に対し供物をあげ、いたずらする霊のために金山、銀山、衣山などを燃やしたり、米饅頭を天に向けて投げたりします。
(金山、銀山は金銀貨、衣山は着物類を意味し、紙で作ります。)
七爺ちーえ(背が低く黒い丸顔)八爺ぺーえ(背が高く長顔で白衣)の人形も飾られ、この2人は人間の魂を冥途に連れて行く神さまとされています。
他にもパノラマの娯楽室、沐浴室、女室、舞踊場があったり、精進料理が供えられたり、霊たちと人間が楽しく交流できる場となっているのです。
思いを届けられなかった人や、もう一度会いたい人。
笑ったり泣いたりと、素敵な三日間です。
萬福寺では10月22日から24日に行われる予定でしたが、今年はコロナの影響で中止になりました。
もしよければ、来年にでも訪れてみてはいかがでしょうか?
小僧合掌
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