幼少期の参詣で手水舎の水を飲んでいた恩林寺の小僧です。
暑い時期の参詣で手水舎を見つけ、柄杓で水を飲もうとして怒られた記憶があります。
「みんなで使うものだから、きれいに使わないとね」
そう言われて納得😄そこで参拝方法を習いました。
参拝方法
参拝方法なんて書き出してしまうと、少々億劫に感じられるかもしれませんね。
ある人に聞いた時に「見様見真似でお寺でお参りしてる」なんて言われてました。
こうしなければいけない!というルールがあるわけではありません。
しかし、最低限のマナーは覚えておいて損はないだろうと思います。
山門(三門)
割と忘れてる方が多いのが山門でのこと。
まずは門の前で一礼してから中に入りましょう。
私達も普段から他人宅などへお邪魔する時「お邪魔します」という挨拶をします。
それと同様に仏様に挨拶する気持ちで行うのが良いかと思います。
手水舎
手水舎がある場合は、そこで身体と心を清めます。
手水舎がないお寺もたくさんあります。
しかし『清められない!』と慌てることはありません。
気持ちだけでも清らかになって参拝する…そんな思いで参道を進んでください。
お賽銭
本堂の前などに賽銭箱が設置されています。(設置されてない場合もあります)
お寺と神社ではお賽銭の意味が異なっています。
お寺は自分への修行として、神社は神様への日頃の感謝として行います。
ではどの様な修行なのか?となりますが、仏教では煩悩を無くす教えを説いています。
つまり、お金という最も執着しやすいものを自ら手放すこと。
それは欲や執着を捨てる修行となるのです。
そこから「お賽銭はいくらが良いのか?」という質問の答えが「気持ち」となるのです。
鰐口
鰐口とは、神社仏閣の軒先に掛けられている金属製の道具で大きな鈴が付いている場合も。
参拝の際に前につるされた太い網で3回程度打ち鳴らします。
この音で仏様に「私が来ました~」と知らせる意味があるとされています。
鰐口がない寺院もありますが、その際は心の中で知らせてあげてください。
一礼
お祈りの際も一礼されるでしょうけれど、祈り終わった後も一礼しましょう。
お祈りを終えました…という一礼だと思ってくださればよろしいかと思います。
山門を出る時の一礼も忘れずに。
お参りが済んだ後は、お寺でのんびりしてみてください。
自然や景観など、様々なものが見えてくると思います。
その時にしか見られないものと出会うかもしれませんよ😄
恩林寺だと…小僧と遭遇するかも~🤣😱
小僧合掌
1️⃣右手で柄杓を持ち、左手に水をかけ清めます
2️⃣柄杓を左手に持ち替えて、右手に水をかけ清めます
3️⃣また柄杓を持ち替えて、左手に少し水を溜めて口を濯ぎます
4️⃣最後に両手で柄杓を立てて、流し清めて元の場所に戻します