
小僧の代理人
インゲンマメのマヨ和えが好きな恩林寺の小僧です。
作るのが簡単なので、普茶料理の中で大好きなメニューの一つなのです。
今日はインゲンマメの名で知られている隠元さんについて話そうかと思います。
隠元さんは黄檗宗を日本に持ち込んだ方です。
中国から20人ほどの弟子を連れてきて、日本の臨済宗に驚きつつも、自ら宇治に萬福寺を建立しました。
隠元さんは、インゲンマメ以外にも明朝体などたくさんの中国の文化を日本に広めました。
そして、萬福寺は日本でも特殊な中国風なお寺になっていったのです。
性格はハキハキしており、人々には優しく、修行僧には厳しかったと言われています。
恩林寺の初代住持である木庵さんは隠元さんの直弟子なのです。
11月4日は、隠元さんの誕生日です。
今の黄檗宗は彼無しでは存在しませんでした。感謝の気持ちを述べたいですね。

小僧さん
小僧合掌
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