最後は上千本エリアです。
ここからは急な坂道が多くなり、容赦なく体力を奪われました😭
しかし、眺望が一段と良くなります。
私が宿泊した竹林院さんも、ここ上千本にあります。
桜本坊
桜本坊は役行者の開基と伝わる金峯山修験本宗の別格本山。
大峯山護持院と称される5つの寺院の一つ。
早朝に散歩していると、どこからかお勤め中の声が…。
それが聞こえた場所が桜本坊です。
役行者像の多くは老年期のひげを生やした姿がほとんとです。
しかし桜本坊の行者像は19歳の等身大の姿をしています。
天狗さんなど、様々な仏様にお会いでるお寺です。
最強のお守りとして名高い、あの九重守を桜本坊でも頂くことが可能なようです。
ピンチになった時に開くとご利益が得られる巻物形式のお守り。
女人禁制の大峰山寺まで行けない方にもありがたいお話ですね。
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喜蔵院
喜蔵院は智証大師円珍の創建、金峯山修験本宗の別格本山。
大峯山護持院と称される5つの寺院の一つ。
京都聖護院の宮先達職として本山修験者の宿所だそうです。
中千本を眼下に見下し上千本を一望できる吉野屈指の花見スポットでも有名。
私が伺った日は住職不在で残念でした。
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吉野山の旅
私がすれ違った人々、その多くが観光目的のようでした。
世界遺産だらけで、良いところですのでテンションが上がってしまいます。
寺社の前ではしゃいでいる姿もチラホラ…😅
そんな中で二人の修験者に挟まれ山を降りてきた方々を見かけました。
一つの修行をやり終えたからでしょうか、素敵な笑顔をされていました。
この旅の中で何度も伺った蔵王堂では、懸命に般若心経を唱えている方もいました。
観光客も参拝客もすべてを受け入れてくれる吉野山。
吉野の人も町も山も、私を温かく迎え入れてくれました。
そして優しく見送ってくださいました。
再び吉野の地へ訪問する時、少しでも成長した姿でありたいと思いました。
こうして吉野の旅を振り返ってみると、良いところばかりでした。
また行きたいと思える場所でした。
桜の名所だけに、春はすごく混み合うとお聞きしました。
「想像以上ですよ~」と言われました。
しかし高山祭の話をすると「一緒、一緒」と盛り上がりました。
是非、皆さんも行ってみてくださ~い😁
吉野の竹林院(単立)・東南院(金峯山修験本宗)・喜蔵院(本山修験宗)・桜本坊(金峯山修験本宗)と洞川の龍泉寺(真言宗醍醐派)の五箇寺のこと。