京都参詣記🙏京都ゑびす神社さま

京都恵比寿神社拝殿
京都恵比寿神社拝殿

夏休み企画、第一弾です😆👍

夫婦円満・財宝賦与の神の布袋尊が萬福寺に祀られています。
中国では弥勒菩薩の化現として信仰されています。
小僧が暮らした萬福寺でよく見かけた都七福神の大護符(色紙)。
祖父母宅にも同じものがありました。
その中のゑびす神が祀られている京都ゑびす神社へ参拝してきました。

京都ゑびす神社

「京のゑべっさん」として親しまれているゑびす神社。
鎌倉時代初期に建仁寺の鎮守杜として創建されたそうです。
叩いて投げて…😲そんな珍しい参拝方法でも有名で、小僧も驚きました。
日本三大ゑびすの一つに数えられています。

日本三大ゑびす
  • 京都ゑびす神社…京都府京都市東山区小松町125 恵美須神社
  • 今宮戎神社…大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目6−10
  • 西宮神社…兵庫県西宮市社家町1-17

元々は吉備国(現在の岡山市)にあったそうです。
お茶の実を持ち帰ったとされる栄西禅師。
禅師が唐の国へ渡る際にずっと守って頂いた神様がこの恵比寿神だったとの事。
これから建てる建仁寺の守り神様として、ここに鎮守したのが始まり。

栄西禅師

御神体の恵比寿像は非公開。
ここの宮司ですら就任と退任の2回しか目にすることが出来ないとのことです。

御朱印

寺院でよく見かける『御朱印』の筆書き。
神社では京都ゑびす神社が先駆けとも言われております。

ゑびす神

恵比寿様

八重事代主大神やえことしろぬしのおおかみというのが正式な名前、七福神で唯一の日本の神様です。
インド・中国からそれぞれ三人ずつの神様が揃って七福神となります。
それぞれの国の神様の仲取持ち、いわゆるまとめ役として多くの方の信仰を集めています。

商売繁盛・家運隆昌・旅行安全・豊漁等の守護神で庶民救済の神といわれています。
知恵を働かせ額に汗して労働に従事していれば必ずこのゑびす神が福財を授けてくれるそうです。

叩いて参拝

本殿の真正面で参拝していると参拝の順序が書かれた立札を見かけました。
『左側の奥へお廻りになってお詣り下さい』とあります。
その指示に従い本殿の左側の通路を抜けると…。

拝殿横

また案内が書かれておりました。
『優しくトントンと叩いてくさい』と書かれています。
実はこの神社の恵比寿様は、かなりのご高齢でお耳が遠いそうで…だから「お参りに来ましたよ」と肩を叩いてお知らせするためらしいのです。
叩いてお参りするなんて…と不思議に思いました。

しかしその理由を聞くと、妙に納得してしまいました。

投げて参拝

この神社は鳥居も他と違っています。
二の鳥居の中央部分にかかっているのは扁額ではなく、ゑびす様の福箕ふくみが…😲
その中にはお賽銭でいっぱいです。
更にその下に熊手までつけられ、その中もお賽銭だらけ。

第2鳥居の熊手

お賽銭を投げ入れて、入れば縁起がいいとか、願いが叶うとか言われているそうです。

箕 イラスト

箕…穀物の脱穀や選別、運搬などに使用される農具の事です。

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小僧さん

お寺にも様々な参拝方法があり、宗派で異なっている場合があります。
しかし、叩いたり投げたり…こういったのは見かけたことがありません。
肩を叩いてお知らせする参拝方法、優しさ一杯の気持ちになりました。

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恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。