一周忌の法要

祖父の一周忌法要でした。
写真の衣は撮影用に和尚さんからの借りもの
いつか借り物ではないようにならなくては。

訃報が届く…

ちょうど一年前、僧堂で接心という修行期間中に、その一報は届きました。
両親から和尚さんへ、和尚さんから本山へ。
その時の小僧さんは、動揺していて訳が分からないうちに帰省していました。
『なんで?』『どうして?』
今振り返れば、そんな思いだったかもしれません。

最後の笑顔は…

祖父の最後の笑顔を見たのは、小僧さんが帰省した時に初めて彼女を紹介した時。
彼女へ満面の笑みで、こう言い放ちました。

爺ちゃん

俺の方がえぇ男やろ~。爺ちゃん独身だから、乗り換えんか😆

爺ちゃ~ん、孫の彼女に話すことぢゃねぇ😅
そんな馬鹿話をしながら、嬉しそうにしていました。
そろそろお暇を…という頃に、彼女にお願いしてました。

爺ちゃん

すまんけど、孫のこと、頼むさなぁ~(飛騨弁)。

彼女が『はい』と返事をすると、祖父は嬉しそうにしていました。

法要にて

小僧さんと祖父は、大の仲良し。
夫婦漫才ならぬ『祖父孫漫才』の様な話ばかり。
家族ですから『遠慮』などというものは存在しません。

爺ちゃん

小僧さんが運転する車に乗りたいなぁ
小僧さんが立派な坊さんになった姿が見たいなぁ
小僧さんの嫁さんが見たいなぁ

どれも叶えてあげられませんでした。
だからというわけではありませんが、法要時の読経を精一杯勤めさせていただきました。
家族から「小僧さんのリサイタルやな😆」などと揶揄される始末…。
祖父も笑いながら、見てくれたかな?

感謝

祖父の言う立派な和尚さんというものには程遠い小僧さん。
しかし、いつかきっと祖父の願いを叶えてあげたいと思っています。
面白おかしく、そして温かかった祖父には『感謝』しかありません。

小僧さん

爺ちゃん、今までも、これからもありがとう。
次のリサイタル😀も全力で頑張るよ。
誰のどんな法要でも、精一杯頑張るよ。

祖父のお陰でそんな決意を新たにできた気がします。感謝。

小僧合掌

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恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。