迎春

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

2023年

小僧さんは12年に一度訪れる年男にあたります。
節分の豆まき神事で鬼を追い払う豆まきの担当であったり、歳旦祭(年始を祝う祭祀)の初太鼓を鳴らす係であったりというのが年男の一般的な捉え方のようです。

厄年😱

数え年で男性は25歳が厄年にあたります。
(男性は25・42・61歳、女性は19・33・37歳が本厄)
一般的には体調を崩したり、災難を受けたりしやすいといわれています。
また前年を前厄、後年を後厄といい、3年間は災難避けの厄払いをするそうです。
厄年を迎える方に、長いもの、うろこ模様のもの、七色に輝くものなどを厄除けの品として贈るとよいとされている風習もあるとか。
ネクタイ・ベルト・財布…こんな感じのものが多いようです。

今年の干支は🐇

小僧は幼少期に『兎追いしかの山~♫』をウサギ美味しいと勘違い。
そして「ウサギさんは食べたら可哀相…」と思ったことがあります😅
ウサギで最初に思いつくのは、イソップ童話の『ウサギとカメ』ではないでしょうか?
寝ているウサギさんを亀が追い抜いていく、あの有名な話。
まさに『油断大敵』というお話ですね。
因みに…油断大敵は天台宗の延暦寺から生まれたらしいですよ~。

うさぎが出てくる物語

『ウサギの施し』
天の王(帝釈天)が老人の姿で施しを求めたが、兎には何も与えるものがない。
自分の無力を嘆いた兎は、火に飛び込み自らを食として捧げようとする。
ところが火は涼しく、その老人が帝釈天であったことを知る。
兎の慈悲に感銘を受けた帝釈天は、兎を月に上げた…

これはジャータカ物語に出てくるお話です。
日本では『今昔物語集』に同じような話がありますが、ジャータカ物語を日本人風に書かれたものでは?という説もあるようです。

ジャータカ物語

お釈迦様の前世の姿を物語るインドの古い仏教説話集。
今回掲載の話だけでなく『バラモン僧とヘビ』・『天下一の弓の名人』なども有名。
深い慈悲・知恵にみちた物語です。

小僧さん

2023年が始まりました。
旧年より続くコロナや世界で起こる災害や紛争。
こういったものが無い一年になりますように。

小僧合掌

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恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。