◆第14番 福聚山 慈眼寺◆
曹洞宗 Information 慈眼寺の御本尊、馬頭観世音菩薩は、昔から飛騨七観音の六番の霊場でもあり秘仏として崇敬されております。縁起によりますと、約九百年前の応徳ニ年(一〇八五)白河天皇の御代に加賀の白山北国の別当で...
曹洞宗 Information 慈眼寺の御本尊、馬頭観世音菩薩は、昔から飛騨七観音の六番の霊場でもあり秘仏として崇敬されております。縁起によりますと、約九百年前の応徳ニ年(一〇八五)白河天皇の御代に加賀の白山北国の別当で...
喫茶去~まあ、お茶でも飲んでゆきなさい~ 私たちは「お茶でも飲みませんか?」と言われると、「一緒にコーヒーででも飲みませんか?」と、誘われる場合が多く気軽なお付き合いの言葉として受けとめます。または自宅に来客があった時、...
施食のはじめ あるとき、修行僧が閑静な木の下で座禅をしていました。すると、樹の上に猿が住んでいて、僧が食事をしているのを見て自分も食べたくなり、樹から降りて僧の前までやってきました。僧は猿に残飯を与えると猿は、鉢の底まで...
ある記事がインターネット上に流れました。それは萬福寺の修行僧の暴行事件として扱われました。そのニュースを見た方もいるでしょう。 実際のところ、実は寺の中にいた僕ですらその真相を知りません。あまり口外も出来ないこととなって...
袈裟の功徳 高山市の隣町、飛騨市古川町の郊外に袈裟丸(けさまる)という地名があります。 この部落のおてらの三代前の住職さんがこんな歌を残しておられます。み仏に、えにしある身を思うべしその名もうれし袈裟丸の里。袈裟とは梵語...
売茶翁の話 黄檗山萬福寺は中国風のお寺として有名ですが隠元禅師が煎茶・番茶の習慣を伝えられ庶民の間に普及したことはあまり知られていません。 隠元禅師に付き添い日本に渡った独湛禅師は黄檗山第四代を継がれるのですが独湛禅師は...
信心の綱 (譬喩経より) ある国王が、大工の棟梁に命じて、とて も高く立派な石柱を建てさせた。それはあまりにも見事な石柱だったので王は、棟梁が他の国に出かけて行って同じようなものを建てられると困ると思い、棟梁が石柱頂上に...
施食のはじめ (施食、慈悲) ある僧が閑静な樹の下で一心に座禅して修行をしていた。すると樹のうえに猿が棲んでいて、僧が食事をしていたとき、食べ物がほしくなって樹から下りてきて僧のそばにやっきた。 僧が猿に残飯を与えると、...
福田・恩田・福分 福田さんとか恩田さんとかいう苗字の方がいらっしゃいますね。 そのかたがたのご先祖はきっと仏教に熱心な信者だったに違いありません。 (福田) は仏教読みでフクデンと読み、福徳を生ずる田を意味します。供養す...