尾形あかね先生の仏画展続報
舎利礼文 葬儀や枕経、回向に用いられ読誦されている『舎利礼文』、わずか72字の大乗経典の一つです。釈迦の遺骨に対して、一心に礼拝する…と始まります。曹洞宗では、開祖道元の火葬の際に読誦されたことから特に大切にされているよ...
舎利礼文 葬儀や枕経、回向に用いられ読誦されている『舎利礼文』、わずか72字の大乗経典の一つです。釈迦の遺骨に対して、一心に礼拝する…と始まります。曹洞宗では、開祖道元の火葬の際に読誦されたことから特に大切にされているよ...
謹啓 錦秋の候、檀信徒各位様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は何かとご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。さて本来ならば九月に秋の彼岸法要を行うつもりでしたが、コロナ予防のため他の寺院様に倣って私たち恩林寺僧...
雲水の頃、一番お世話になったと言っても過言ではない寺院です。なぜならば、私たち禅堂の師(知客)が居られる場所であり、作務などの仕方を教わった場所であるからです。今回、お邪魔させて頂くと「大般若法要」という法要を行なってお...
花火は鎮魂の意味 8月9日、高山市では第39回飛騨高山手筒花火打上げが開催されました。小僧さんはお勉強で見に行くことができませんでしたが…『あっ、花火大会の写真!』と思い出して記事にしています。 『花火』の由来 慰霊や疫...
施食会 精霊送り 灯ろう流し法会 お盆とは、死後の世界における苦痛を救う為に行われる供養会が起源であります。日本においては推古天皇(554~628)の時代に初めて行われました。 今日では、日本の伝統行事となり、お盆には先...
7月3日に施餓鬼法要が行われました。お越し頂いた方、各寺院の僧侶の皆さま、手伝ってくれた方のおかげで何とか無事満了いたしました。誠にありがとうございました。 恩林寺では餓鬼(あの世で満足にご飯や衣服が貰えない人々)に施す...
かんのんさま お寺へお参りするとご本尊の左右どちらかに観音様をお祀りしてあるお寺は少なくありません。または観音様がご本尊のお寺もあります。西国三十三観音等、全国各地に観音霊場があり、観音信仰は昔から日本人の心の中に生き続...
虎年とお正月 令和四年は寅年。十二支の三番目、動物では寅が充てられています。寅年のお守り本尊は毘沙門天。毘沙門天は仏さまを守護する存在として知られています。また、人々に財福を与えることから施財天とも呼ばれています。 正月...
師走回想 住職 古田正彦 それは数年前の師走、半ばを過ぎた頃でした。思わぬ方からの電話でした。 「お宅のお寺は黄檗宗ですね?実は、折り入って住職さんにお話ししたいことがありますので、一度お伺いしたいのですが、ご都合はい...
今年もこの時期がやってきました。みんな大好き「臘八大摂心」です。(本当はみんな嫌いなはず…)睡眠がいつものようにできず、座禅を朝から夜まで座り続ける日々です。いつもの接心より辛いのは一時間早いのと夜が二時間遅いことです。...