頭陀袋075 平成30年9月号
袈裟の功徳 高山市の隣町、飛騨市古川町の郊外に袈裟丸(けさまる)という地名があります。 この部落のおてらの三代前の住職さんがこんな歌を残しておられます。み仏に、えにしある身を思うべしその名もうれし袈裟丸の里。袈裟とは梵語...
頭陀袋2018袈裟の功徳 高山市の隣町、飛騨市古川町の郊外に袈裟丸(けさまる)という地名があります。 この部落のおてらの三代前の住職さんがこんな歌を残しておられます。み仏に、えにしある身を思うべしその名もうれし袈裟丸の里。袈裟とは梵語...
頭陀袋2018意(こころ)を注ぐ 「意を注ぐ」というと、何か難しい言葉のように聞こえます。 しかしよくその字を見ると私たちが普段よく使っている文字、すなわち「注意」を読み下したものということが解ります。注意とは、ほかのことに気を取られ...
頭陀袋2018別れは必ず来る シニアと呼ばれる年になると同年の知人から、親の訃報を聞く機会が増えます。 普段意識していなかった自分の親の死も次第にリアルに感じられます。突然の死にせよ、長い介護の期間を経た末の往生にせよ親の死ほどショッ...
頭陀袋2018法句経より 人に生まれるは難く 今、命在るは有難く 世に仏あるは難く 仏の教えを聞くは有難し 人生は、なかなか思い通りにはなりません。何かあるたびに私たちは憂い、悲しみ、悩みます。こうした心の傷が避けられないものだとした...
頭陀袋2018お金という厄介者 お金というのは何とも厄介なものです。 お金は幸せも与えてくれますが、大きな不幸も招くからです。親族間のもめごとが相続争いなどのお金に起因するケースは少なくありません。 親族同志で醜い骨肉の争いに発展する...
頭陀袋2018一分は生まれつき、九分は親の教え うちの子はハイハイをし出すのが遅いような気がする…?隣の子はひらがなが読めるのに、うちの子はどうしてまだ読めないのだろう…?なぜ、うちの子だけ逆上がりができないの…? 様々なことで親は、...
頭陀袋2018よわいものをいじめるな 人間関係とは難しいものです。おとなの教科書という本の一節にこんなことが書 いてありました。 よわいものをいじめるな 人として恥ずべき事やってはいけないことが数多くある中、卑怯な振る舞いを嫌ったのが...
頭陀袋2018朝に道を聞きかば夕に死しすとも可かなり(論語より) 「社長になって、この会社を優良会社に育て自分の銅像を会社の正門に建てるぞ。」と、言う新入社員がいればそれはそれで立派な事である。 「山に入って山小屋の小さいのを建てて、...
頭陀袋2018行く年・くる年 行く年 平成二十九年は住職にとりまして有意義な年でありました。 春の彼岸会ののち、六月にはお施餓鬼、本堂の屋根葺き替え工事、十一月には管長猊下の御巡錫と続き、あわただしく過ぎ去りました。また、長年勤務いた...
頭陀袋2017雲 無心 「都市に住みビジネスに走り回る人々はつまらないことでいがみ合い怒鳴り合ったりしている。空を仰ぐことを忘れているからだ。 空はいい。雲が形を一瞬一瞬変えながら流れていく。こだわりなど、どこにもない。 雲は無心にし...