鳳鳴朝陽 2023

年賀状の賀詞は『鳳鳴朝陽』と決めている恩林寺の小僧です。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

以前は僧堂にいた為、なかなか皆さまと会えず寂しい思いをしました。
しかし、今回の年末年始は久々に恩林寺で過ごすことが出来ました。
素敵な年越しでしたが、ただ京都と違って高山は寒いですね。
身体が少々悲鳴をあげておりました。
私たちが『祝聖』というお経をあげている頃、周囲の若い同級生らがSNSやメールで「あけおめ!」と叫んでいる頃、皆さんの家には各々、『年賀状』がやってきたのではないでしょうか?

年賀状

年賀状は平安時代から始まったとされています。
平安時代の貴族、藤原明衡がまとめた手紙の文例集『雲集消息』の中に、年始の挨拶の文例があり、これが残っている最も古いものだそうです。
年賀状といえば『お年玉つき年賀はがき』が当たり前に連想されますが、これは戦後の話であり、その歴史は浅いものです。(昭和25年が最初です)
戦争で一旦なくなりかけた年賀状。
ですがこのお年玉つき年賀はがきの発売のお陰で文化が継承されていきました。

第1回のお年玉つき年賀はがきの景品
  • 特賞 ミシン
  • 1等 純毛洋服地
  • 2等 学童用グローブ
  • 3等 学童用こうもり傘

時は流れて平成となり、37億通をピークに年賀状は減少しているそうです。
SNSが普及し『年賀状仕舞い』と呼ばれる減少も起こっているそうです。
これからも年賀状文化は大事に、人と人との温かいつながりを大切にしていきたいですね。

賀詞

一般的に年賀状の文頭に書く新年のお祝いの言葉として用いられています賀詞。
本来は年賀状に限定しない『お祝いの気持ちを表す言葉』のことです。
一文字、二文字、四文字、文章のものと、たくさんの種類があります。

一文字

寿 (めでたい、祝い)禧 (よろこび、めでたい)福 (幸せ)など。
一文字でシンプルに見えるかもしれません。
ですが漢字一文字に思いを込める…日本人らしさがあるように思います。

二文字

賀正(正月を祝う)迎春(新春を迎える)新春(新しい年)など、年賀状でよく見ます。
頌春(新年をたたえる)を『こうしゅん』と読んで笑われた幼い頃の小僧さん。
『しょうしゅん』と知り、へぇ~と感心したのを思い出しました。

四文字

謹賀新年(謹んで新年をお祝い申し上げます)
慶賀光春(かがやかしい新春のお慶びをお祝い申し上げます)
敬頌新禧(うやうやしく新年のお慶びをお称え申し上げます)など。
一番見かける賀詞のように思います。
学生時代の小僧は『こう書けば良い』程度の認識でした。反省🐵

鳳鳴朝陽

小僧が使っている『鳳鳴朝陽』。
元旦に鳳凰が朝日に向かって鳴くとその年は縁起がよいという唐の故事が由来。
縁起が良いとされるので使っております。
というのはタテマエ…😲
本当は小僧の名前と同じ『鳳』の字が入ってて格好良いから👍です。

小僧さん

年が明け、楽しみなのは年賀状ですね。
皆様が元気で過ごされている証のようなものですから。
でも… もう… 渡す側なんだけれど…
本当は『まだまだ、今でもお年玉が欲しい~😁』と願ってしまいます😆
どなたか、小僧にお年玉を~🙏

小僧合掌

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恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。