曹洞宗
Information
天文八年(一五三九)、高山市若達町雲龍寺第十世伝奥禅同和尚様の開山で、三木七郎右衛門氏の祖、山下城主三木三沢国綱が開基となり建立されました。
境内近くの東側に樹齢一千百年の国の天然記念物指定の「臥龍桜」かあり、「臥龍観音」の名があります。「龍が臥した」姿の「臥龍桜」はエドヒカン桜で四月ニ十日頃には見事な花を咲かせてくれます。
本尊十一面観音様は、その霊顕もあらたかにして、かって天正年間の兵火にあっこ折、信心家次郎七の前に御姿を現したといいます。
また、山号に「神護」とありますが、「神」とは正面向かいの「飛騨一之宮水無神社」の神様のことであり、アジメドジョウの言い伝えがあります。境内には、馬頭観音堂、大原騷動万霊塔、観退霊場、坐祥石があります。