Information
曹洞宗
永平七十五世、山田霊林祥師は、この寺で出家、得度されました。
禅師の本師、都築霊源和尚は裏山一帯を景勝地とし、釈迦大仏納骨所造立、また境内に四季の花を植えることに尽力されました。ことに、五月末から六月にかけて開花する「勺薬(シャクヤク)寺」として、なお遠近に知られています。
平成十八年秋、秘仏十一面観世音菩薩を霊場会記念法要にて開眼しました。十一面観音の水瓶は、農業に切な水を司る仏さまであることを意味し、この世の人々に安泰をもたらし、あの世では極楽浄上へと導く、ニつの功德をお持ちです。