曹洞宗
Information
慈眼寺の御本尊、馬頭観世音菩薩は、昔から飛騨七観音の六番の霊場でもあり秘仏として崇敬されております。
縁起によりますと、約九百年前の応徳ニ年(一〇八五)白河天皇の御代に加賀の白山北国の別当である、越前の国大野郡石徹白村(現岐県郡上市白鳥町)平泉寺の御本尊だったのが、当時の別当職吉峰某に夢のお告げで「わか有縁飛騨の国菅生村(数河)に有りよって彼の地に伴うべし」と言われ、しかもこのお告けがしばしばありましたので、吉峰は御本を供奉して、はるかこの地にきたのです。
その後飛騨の国主姉小路大納言尹綱が城を守護する本尊として谷の木堂に数河から移し奉られました。その後になって時の成主時光卿の時代、当時岡前にあった宮谷寺に安置されましたが、宮谷寺が廃寺になると共に慈眼寺に奉安されました。
のち元和三年(一六一七)高山の素玄寺六世竹翁融存和尚が本堂を再建して曹洞宗に改宗して以来、現在ニ十世に及んでいます。
境内には樹齢四〇〇年くらいと推定される県指定の鎮護桜(江戸彼岸桜)があります。






