法句経は釈尊が語った423編の詩句を、二世紀のインドの仏教学者が選集したもので、釈尊のことばが比較的原初的な形で伝承された経典。
実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない。怨みをすててこそ息む。これは永遠の真理である。
などが有名です。
頭陀袋072 平成30年6月号
法句経より 人に生まれるは難く 今、命在るは有難く 世に仏あるは難く 仏の教えを聞くは有難し 人生は、なかなか思い通りにはなりません。何かあるたびに私たちは憂い、悲しみ、悩みます。こうした心の傷が避けられないものだとした...