三門について
三門から、天王殿・大雄宝殿・法堂が直線上に並び、その左右に諸堂が配置され、全て回廊で結ばれています。
「黄檗山」と「萬福寺」の額は、開山隠元隆琦の書。
窟門について
山門の両側に開いた通り口。
右を通霄路(つうしょうろ)、左を白雲関(はくうんかん)といい、修行僧への心構え、自覚を促しています。
菊舎句碑について
江戸時代に尼僧として諸国行脚に明け暮れた俳人・一字庵田上菊舎の句碑。
1790年に萬福寺を訪れて「山門を出れば日本ぞ茶摘うた」と詠んだ。
三門を出たときに、門前の茶畑から茶摘み唄が聞こえ我に返ったときの句。
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