恩林寺は京都宇治市にある黄檗山萬福寺の末寺で飛騨でただ一つの黄檗寺院です。
恩林寺開山は木庵禅師。
当初滋賀県八日市市羽田、華岳山裾にありました。
黄檗山第四十七代直翁管長は覚念禅師に命じ飛騨に遷座を薦め、爾来、高山西郊のこの地に続いております。
飛騨三十三観音霊場の第18番札所です。
御挨拶
現在、恩林寺には二人のお坊さんがおります。
皆さん、こんにちは。恩林寺住職の古田正彦といいます。
私は昭和の生まれであり機械に弱い世代ですので、時代の発達に驚くばかりです。私は「お寺に行こう 和尚さんと友達になろう」をキャッチフレーズに進めています。
また、寺報である『頭陀袋』を愛読して下さる方ともご縁を結ばせて頂いております。小さなきっかけでも仏様と結ばれることを喜びとしています。
恩林寺の檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております小森鳳雅禅士です。
古田住職との血縁関係はないのですが、恩林寺で僧侶となる仏縁を頂戴し、幼き頃からの夢を叶えることができました。
「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。
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御本尊である聖観世音菩薩像は昔、黄檗山萬福寺の聯灯堂(に安置されていた秘仏でしたが直翁管長が下付されました。
非公開の円空仏。
御開帳等の予定は現在ありません。
大師閣の中にみえる弘法大師像は高野山(真言宗の大本山)から来られたと伝わっています。
韋駄天像、阿弥陀如来立像、高村光雲作観音像等をお祀りしております。
文化大革命等の難を逃れた中国渡来の石仏(観音像、観音仏頭、毘沙門天、観音横臥像、布袋尊など)二十数体がこの寺に寄託されております。
木庵禅師筆寺号額、隠元禅師頂相、仏涅槃像、木庵禅師墨蹟、高泉禅師墨蹟、即非禅師額、独湛禅師墨蹟、等
黄檗宗は徳川四代将軍家綱公の帰依厚く徳川家の葵の紋の使用を許されております。