肝試しはお化け役に立候補したい恩林寺の小僧です。
肝試しとは?
肝試しとは、怖い場所へ行かせて、その人の恐怖に耐える力やそこへ向かう勇気を試すこと。
主に夏に行なわれる日本の伝統的な度胸試しです。
薄暗い場所は人が潜在的に怖さを感じるため、夜間もしくは暗幕を使用して行われます。
そして、その会場へ行く前に怖い話をたっぷりと聞かせると…効果抜群ですね🤪
起源
日本の書物に残るエピソードで確認できた最も古い例。
それは、藤原道長の栄華を記録した平安後期の歴史物語『大鏡』なんだそうです。
こんな道長の豪胆さを表すエピソードとして書かれています。
日本人は昔から肝試しをしていたんですね😮
実際の肝試しでは
肝試しを行う場所は墓地や森林などの閑散とした不気味な場所を選びます。
実際にその場所で肝試しを始める前に、その場所に関する怪談をすると効果的です。
夜の闇が人間に恐怖心を抱かせますが、参加者の一部が脅かし役にまわり仕込みを施すことも。
脅かし役は白い布を被ったりお化けなどに仮装し、やってきた参加者を驚かせます。
最近では不気味な音を流すなどの工夫が見られます。
昔は竿の先にぶら下げたコンニャクで参加者を撫でることが定番だったとか…😅
犯罪になるかも?
肝試しは適切な配慮をしないと、犯罪になってしまう可能性があるので注意が必要です。
これらは住居侵入罪や不退去罪などに該当しますのですべて犯罪となります。
絶対にしてはいけません。
肝試しの恐怖で肝を潰す…🙄
こんな駄洒落を言ってる程度には、余裕を持った遊びにしたいものです。
日本では夏の風物詩となっている肝試しですが、海外では違うようです。
夏ではなくHalloweenがそれに該当するそうです。
怖いもの見たさは世界共通なのかもしれませんね。
皆さんが一番怖かった体験は何ですか❓また教えて下さい🙇♂️
小僧合掌🙏
985年5月下旬の闇夜、花山天皇の遊び心から、闇夜の肝試しをすることに。
道隆・道兼・道長の三兄弟は、それぞれの指定の場所へ向かう。
この頃は物怪や鬼神などは日常のもの、兄2人が恐れをなし逃げ帰ってしまう。
しかし道長は堂々と柱まで削って戻って来ました。