願い事を叶えてほしい恩林寺の小僧です。
8月だというのに、もうすぐ七夕…とは驚かれる方もいるでしょう😲
以前にも掲載しましたが、高山市では一ヶ月遅れて七夕を迎えます。
さぁ、今年はどんなお願いをしようかな~😉
七夕の歴史・由来
七夕は「たなばた」または「しちせき」とも読みます。
これって外国の方には「どうやったら、そう読めるの?」とか言われそうですね😅
一年間の重要な節句をあらわす五節句のひとつで古くから行われているお祭り行事。
一般的に毎年7月7日の夜に行われているようです。
願いごとを書いた短冊や飾りを笹の葉につるし、星にお祈りをしますよね。
1️⃣もともと日本の神事であった棚機 2️⃣織姫と彦星の伝説 3️⃣奈良時代に中国から伝来した乞巧奠
これらの3つの行事があわさったものと言われています。
棚機とは?
棚機とは古い日本の禊ぎ行事。
乙女が着物を織って棚にそなえ、神さまを迎えて秋の豊作を祈り人々の穢を祓うもの。
その選ばれた乙女は棚機女と呼ばれていたようです。
清い水辺にある機屋に籠り神さまのために心をこめて着物を織ります。
その時に使われたのが棚機という織り機です。
現在七夕という二文字で「たなばた」と当て字で読んでいるのも、ここから来ているのかも?
乞巧奠とは?
乞巧奠は、中国の行事です。
7月7日に織女星にあやかって機織りや裁縫が上達するようにとお祈りをする風習。
庭先の祭壇に針などをそなえて、星に祈りを捧げます。
やがてはた織りだけでなく芸事や書道などの上達も願うようになっていったそうです。
私もお祈りしなきゃ~って、もう7月7日は過ぎてました…😭残念
なぜ笹に飾るのか?
ここまで見てくると不思議に思うことが一つ。
どうして笹に飾るんでしょうか?
実はこれって定かではないんだそうです。
ただ一般的な通説としてはいくつか存在します。
冬場でも青々として生命力が高く邪気を払う植物として昔から大事にされてきたとの説。
虫などをよける効果もあり、当時の稲作のときには笹をつかて虫除けをしていた説。
天に向かってまっすぐ伸びる笹は願い事を空の織姫と彦星に届けてくれるという説。
これらすべてが…という方もお見えです。
どなたかご存じの方は教えて下さい。
そうでないと、夜しか眠れなくなってしまいます…😅
七夕飾りの種類とその意味
どうして笹に飾るのかは不明なのですが、七夕飾りには意味があるそうです。
ただ高山では見かけないものばかりで、少し驚きました😲
紙衣 | 裁縫の腕が上がるように |
巾着 | お金が貯まりますように |
投網 | 豊漁になりますように |
吹き流し | 織姫のように機織が上手になりますように |
千羽鶴 | 家族が長生きしますように |
屑籠 | 整理、整頓、物を粗末にしないように |
短冊 | 願い事が叶いますように |
祭りの後、竹や笹を川や海に飾りごと流す風習があるそうです。
それには竹や笹に穢れを持っていってもらうという意味なんだそう。
最近ではゴミの問題などもありますから、難しくなってきているのでしょう。
私の願い事はモテ期到来😅…皆さんの健康長寿のみ!
小僧合掌
人日(1月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)