小僧さんの諸事情について
1年間ほど、ブログ等の管理をお休みします。理由は僧堂に入らせて頂くためです。 3/10をもちまして入堂させていただきます。そこからは外へ一歩も出ることがなく、外との通信も遮断されます。刑務所のようなものに見えるかもしれま...
1年間ほど、ブログ等の管理をお休みします。理由は僧堂に入らせて頂くためです。 3/10をもちまして入堂させていただきます。そこからは外へ一歩も出ることがなく、外との通信も遮断されます。刑務所のようなものに見えるかもしれま...
急を聞いて馳けつけられた悦山和尚が、「どうかいま少し長くこの世に生きながらえて下さいますように」と申し上げられますと、 とかえって慰められました。辞世の句をお願いされますと、禅師は、 と言われ、しばらく側の者たちを眺めて...
天和四年正月十日、京都所司代稲葉公に侍者を使に出されて、永い間黄檗山のために盡力していたお礼を述べさせられました。十三日になるとにわかに病がぶり返し、皆なで秘かに医者を招いて診断を受けられるようお願いしましたがお許しにな...
前回に続き、大接心の一週間のうちに起こった面白かったことを書きます。 まずは太鼓ですね。毎日、夜中9時から9時半まで太鼓を叩きます。今回は夜坐といい、夜10時以降も坐禅をしますが、普段は9時半から就寝となります。最後の一...
前回のブログはお休みしてしまい、楽しみにし下さる皆様に迷惑かけてしまいました。申し訳ございませんでした。しかし、その分、冬の本場ともいえる臘八大接心を無事終えました。 寒いこの12月に裸足で行う修行です。 ご飯を頂く時や...
慧林和尚に黄檗山第三代住持の席を継がさせられ、隠退されたとはいえ、それは名だけのことで、一日として安逸をむさぼられることなく坐禅され、また禅の悟りを求めて訪ねて来る者には親切に禅の真の姿を披露して接化されました。 そして...
秋が終わろうとしていて寒い時期となってきました。皆さん体調はいかがでしょうか? つい先日、夜中に起こされた事がありました。萬福寺門近くの駐車場を使用している方から「猫の死体があるから避けて欲しい」との依頼でした。夜中2時...
放生のこころ ~隠元禅師の人柄~ 放生とは功徳を積むために捕らえられた生き物を山や池に放つ慈悲業を言います。『金光明経』というお経の中に流水長者という人が瀕死の魚を放って水を与えまた、お経を聞かせたので、後に魚は天に生ま...
七十歳を迎えられた延宝八年の正月三日、黄檗山の和尚方はお斎を設けて禅師のお誕生日に先だってお祝いをされました。 禅師は皆なの願いをききいれられ法堂に上り「寿生」の二字を主題にして説法されました。 十五日、冬の修行期が無事...
延宝三年四月、隠元老和尚をお祀りする開山堂の棟上げ式が挙げられ、七月に入ると、萬寿塔院が開山堂の右側に建てられました。 同五年の秋には松隠堂の方丈を移し、四方に垣を築いて、開山堂や開山塔を守護するような形にされました。ま...