
皆さん、こんにちは。住職の古田正彦といいます。
私は昭和の生まれであり機械に弱い世代ですので、時代の発達に驚くばかりです。
私は「お寺に行こう 和尚さんと友達になろう」をキャッチフレーズに進めています。
寺報である『頭陀袋』を愛読して下さる方ともご縁を結ばせて頂いております。
皆さん、こんにちは。住職の古田正彦といいます。
私は昭和の生まれであり機械に弱い世代ですので、時代の発達に驚くばかりです。
私は「お寺に行こう 和尚さんと友達になろう」をキャッチフレーズに進めています。
寺報である『頭陀袋』を愛読して下さる方ともご縁を結ばせて頂いております。
心とは ~法句経からの解釈~ 釈尊は「人の心は陸に釣り上げた魚のようにピチピチとして跳ね、あがき、少しもじっとしていない」と説き、心は捉えることが難しく、落ち着きがなくてしたい放題に暴れる厄介者と考えました。 日本人も心...
お寺の鐘 夕焼け小焼けで 日が暮れて 山のお寺の鐘が鳴るお手々つないで みな帰ろ からすと一緒に帰りましょ♪まだ学校に入る前の子供の頃に覚えた唱歌。昔は高山でも明け六つ、暮れ六つ、というように時を告げる鐘が鳴りました。近...
大願を成就する 時は江戸時代、黄檗宗の鉄眼てつげん禅師と東大寺の公慶こうけい上人、曹洞宗の卍山まんざん禅師が集い、思いを語り合ったそうです。 私は日本ではまだ発行されていない『一切経』を開版したいのです。 東大寺の大仏様...
追善ついぜん・ 追薦ついぜん 今は亡き家族のために追善供養することは昔から遺族の務めとされてきました。追善は追薦と書くのが本来のようです。薦とは追いかける、薦める、供える、という意味です。追善とは『良い事をしてそれを自分...
和顔愛語 元文部大臣、永井道雄の母として、また、戦前の大衆政治家として活躍した永井柳太郎の妻として、さらには敬虔なクリスチャンとして知られた永井次代さんは、仏教にも造詣が深かったようで、こんなエッセイをのこしています。 ...
ひけらかさない。 最近読んだ本のなかに禅、シンプル生活のすすめ。と、題し曹洞宗の和尚さんが書いておられる中に素晴らしい一節がありましたのでご紹介いたしましょう。 黙っていても伝わるのが本当の魅力 自然と周りに人がたくさん...
噺家のご縁 話下手の私はなんとか人並みに話ができないものかと、ご坊さま(東本願寺高山別院)に出かけたり、よそ様の行事を見学させてもらったりしておりました。そんな折に、毎月寺報を発行しておられる蓮乗寺様が落語の会をされると...
釈尊のおさとし 裕福な家の若い嫁であったキサーゴータミーは一人息子の男の子を幼くして亡くしました。気が狂い、冷たくなった死骸を抱いて巷に出かけ「この子を生き返らせることができないか?子供の病を治すものがいないか?」と訪ね...
お守りは自分の分身 お寺にお詣り下さる方から時々聞かれます。「和尚さん、どこのお守りが一番ご利益がありますか?」どうやらお守りというものを誤解しているようです。「お守りというのは、ご本尊様の分身。つまり仏様を一年の間、自...
美濃(岐阜県)の名僧栄叡大師について 時は奈良時代、聖武天皇の時代にさかのぼります。天皇は深く仏教に帰依し国を安定するためには仏教の教えを守り教理に基づいた政治を行おうと努めました。わけても平城京には法隆寺、興福寺、薬師...