提灯行列(2024)

東山寺院群 提灯行列2024

先日、提灯行列が行われました!

8月17日、宗猷寺さま下駐車場にて子供縁日が行われました。
地域のお祭りのように感じておりましたが、多くの方が遊びに来られておりました。

子供縁日

宗猷寺様の下でテントを組み立てました。
骨組みに苦労する大人たちと、お寺で遊ぶ近所の子供たち…。
良い風景だなぁと思いつつ、汗を流しました。
翌日の午後行くと、そこは賑やかな場所になっていました。
射的、かき氷、揚げ物、おもちゃ屋さん…。
祭りらしい屋台が並び、私もウキウキしていました。
以前から仲良くさせて頂いてる方が雰囲気とビールに酔ってしまうほど、素敵な風景でした。
午後の紙芝居から始まり(こちらは私は参加できませんでした)、深夜22:00頃まで続きました。

提灯行列

今回の見どころといえば、やはり提灯行列!
およそ参加80人の予定で、第3班までで行う予定でした。
しかし、当日受付が殺到し、なんと第6班まで膨らむ形に!
僧侶が先導師として立ちます。
私は第2班で出発し、引き続き第5班の引率も行ないました。
しかし受付が殺到するのも分かります。
夜になればなるほど提灯が綺麗に輝きました。
提灯は白以外の多色あり、カラフルに各々光っておりました。

およそ1時間ほどの距離を歩きます。
普段見ない吹屋町周辺の川辺や、東山遊歩道、お寺の境内などを散策しました。
誘導員の方もおられ、連携を取りながら無事周回することが出来ました。

提灯行列の由来

もともと提灯行列は、祝い事があった時、夜に灯して行列した事が始まりだとされています。
もともと夜の移動は松明が主流でした。
明治6年、医学校のミルレルという先生の誕生祝いに、提灯行列した事で大流行したそうです。
提灯自体は歴史が古く、室町時代に中国から入ってきたと言われています。
当時は折り畳みできず、竹かごに紙を貼り付けただけのようなものでした。
日本職人の技によって現在の姿に変えられていったそうです。

今回は大半の方々が浴衣を着ておられました。
日本らしい素敵な提灯行列になったのではないでしょうか?

Gallery

小僧さん

最近では提灯を見る機会が増えてきています。
お寺や神社には大体ありますし、居酒屋にも「赤提灯」なんてものが飾ってありますよね!
今回携わり、私も子供の頃を思い出しました。
地域の盆踊りに遊びに行った頃のお話です。
あまり記憶にありませんが、楽しい雰囲気だけは残っています。
今回参加して頂いたお子様達も、何かしら心のどこかに想い出として残ってくれたら嬉しいと思っています。

小僧合掌🙏

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
アバター画像
恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。