信長、秀吉、家康の三英傑に仕えた長近の史跡を巡ってきました
金森長近公は武勇や政治だけでなく、まちづくりから文化までいろんな事に秀でた武将です。
今年は金森長近公の生誕500年を迎える節目の年で、色んなイベントも催されているようです。
そんな中でいくつかのゆかりのある場所をご紹介します。
目次
城山公園

城山公園は高山城二之丸跡に整備されている公園です。
昔から地元の人の憩いの場として活用されています。
その中に金森長近像があります。
私は知らなかったのですが、昭和の頃にはその場所にペンギンがいたらしいです。
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照蓮寺
高山城築城と同時に城下町を整備したとされる金森長近。
現在も多くの観光客で賑わう古い町並みは、この築城の際に整備された場所です。
この町整備の際に、荘川村中野にあった浄土真宗の古刹照蓮寺を高山城下に移転させました。
浄土真宗の寺院では、日本最古の建物といわれます。
私は幼い頃に一度だけ拝観させて頂きましたが、現在はできません。
鐘楼(梵鐘)
こちらの梵鐘は飛騨に現存する最も古い梵鐘とのこと。
また鐘楼の石垣は、私の曽祖父・大伯父が整備したらしいです。
よく祖母が「婆ちゃんの思い出、ここへ来ると会える気がしてなぁ」と話をしていました。
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金龍神社
金龍という名前ですからどんな竜神様?なんて思われてしまうかも。
ここは信長、秀吉、家康の三英傑に仕えた金森長近公を祀っています。
飛騨東照宮の摂社で、御朱印も飛騨東照宮の社務所に書き置きがあります。
金森長近の法号、金龍院殿前兵部尚書法印要仲素玄大居士に因んで「金龍大権現」の神号を得て、勧請して祀ったのが始まりとの事。
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他にも広瀬城跡や鍋山城跡、高山別院照蓮寺に位山街道など金森長近の縁深い場所が高山市には多く見られます。
金森長近の菩提寺である素玄寺さまは長近の法名から名付けられたらしいです。
もうすぐ秋の高山祭ですね。
この祭り屋台が並ぶ高山の原型を作った金森長近さんの足跡に触れてみてはいかがでしょうか?
小僧合掌🙏