飛騨弁と京都(関西)弁が混じっている恩林寺の小僧です。
恩林寺のある高山市では聞き慣れない夏の風物詩、地蔵盆。
私が数年を過ごした京都を中心とする近畿地方では盛んに行われています。
他にも北陸地方・九州地方の一部でも行われているようです。
当寺から一番近いのは、福井県小浜市になるのかな~🙄
地蔵盆とは?
地蔵盆(別名:地蔵祭り・地蔵会)は、子供たちの健やかな成長を願う行事です。
お地蔵さんを綺麗に飾り付けて、周辺地域の人々がお供えをします。
地域によって様々ですが、近隣の管理されている和尚さんがお勤めしてくれます。
地蔵盆の主役
お地蔵さんは子どもと縁の深い仏様と言われています。
ですので地蔵盆の主役は子供達なんです。
お供えするものは子供達が後でお下がりを頂くので、菓子・花・餅などが一般的。
お参りに来た子供にはお菓子が配られます。
中には近所のお地蔵さんをいくつも回る猛者もいるようです😄
私の地域で行われていれば…私も立派な猛者へと成長してるかも~😅
開催日は?
地域によって異なりますが、もともとは旧暦7月24日に行われていた行事です。
現在では毎年8月23日・24日に行なわれる場合が多いです。
毎月24日が地蔵菩薩の縁日。
その中でも旧暦7月24日はお盆(盂蘭盆)の期間中にあたるためらしいです。
御縁日とは?
お地蔵さんについて
お地蔵さんのお話は、こちらの記事をご覧ください。
稚拙ながら懸命にまとめております…😅
お地蔵さまは子供の守護神的な存在として古くから信仰されています。
百万遍念仏を行なったりすることもある地蔵盆。
もし近くで開催されていたら、ぜひ見に行ってみてはいかがですか?
小僧合掌🙏
縁日とは特定の仏と特別に繋がり、ご縁が深くなる日のこと。
観音様や不動明用様など、三十日秘仏で割り当てられています。
恩林寺の御本尊、聖観世音菩薩様のご縁日は毎月18日です。
後日、三十日秘仏については記載したいと思います。