普段からぼーっとしている恩林寺の小僧です。
皆さんは時間に追われていると感じたことがありますか?
やらなきゃいけない事が沢山あったり、やりたい事がありすぎたり…。
忙しい時こそ身体が休まらないと感じることがあると思います。
目次
予定を詰めすぎると
仕事や学校以外の休日に予定が詰まっている事があると思います。
事前に分かっていれば覚悟出来るものの、急遽変更になるとやる気が出ない時もありますよね。
「休む日」ですから、体や心を休める事が大切です。
予定の中に休憩を入れたり、時間を決めて一旦切り上げたり。
平日も休日も予定パンパンだと疲れてしまいます。
時には休んでいいのではないでしょうか?
予定が無さすぎると
反対に、一日中暇な人もいると思います。
休日になると家事以外何もすることがない、何なら家事するのも面倒くさい…。
かといって趣味も無いような方がおられます。
実際、私もそういう事があります。
予定が無さすぎると休日の終わり際に後悔してしまいます。
何か他にできることがあったのではないか、休日を有効活用できたのではないかと思ってしまうのです。
私は無理して予定を入れる必要は無いと思っています。
周りで出来そうな事から始めてみてみればいいのではないでしょうか?
私はそのような時、部屋の掃除を始めてしまいます😆
ブルーマンデー症候群
休日の終わり際、明日から始まる仕事や学校に行きたくなくなる精神的症状があります。
実際に私も経験することがあります。
一般的に、週末の休息明けの日に、憂うつな気分や倦怠感、仕事や学校に行きたくないといった感情を抱く状態を指す言葉です。
医学的な診断名ではありません。
「サザエさん症候群」という言葉も同様の意味で使われることがあります。
ブルーマンデー症候群の要因
週末の生活リズムの乱れ
週末に夜更かしをしたり、昼まで寝ていたりと生活リズムが乱れると、体内時計が狂い、月曜日に体がだるく感じることがあります。
仕事や学校へのストレス
仕事や学業に対するプレッシャーや不安、人間関係の悩みなどが、週末にリフレッシュしきれず、月曜日に憂うつな気分を引き起こすことがあります。
休日から仕事モードへの切り替えの難しさ
楽しい週末を過ごした後、再び仕事や勉強モードに切り替えることが精神的に負担となる場合があります。
仕事量の多さや負担
月曜日から多くの仕事が待ち受けていることへの憂鬱感や、仕事の負担が大きいことが憂うつな気分につながることがあります。
長期休暇明け
GWや年末年始などの長期休暇明けは、特にブルーマンデー症候群の症状が出やすいと言われています。
ブルーマンデー症候群の症状
憂うつな気分や倦怠感、疲労感や集中力の低下。
食欲不振・睡眠不足・頭痛や腹痛などの身体的な不調。
仕事や学校に行きたくないという強い気持ちがでたり等と言われていますね。
ブルーマンデー症候群への対処法
ブルーマンデー症候群は誰にでも起こりうる可能性があります。
下記のような対処法を試してみるのも良いのでは??
あまりにも症状が重い場合や、長期間続く場合は、医療機関やカウンセラーに相談することも検討しましょう。
週末も規則正しい生活を心がける
睡眠時間を一定に保ち、夜更かしを避けるなど、生活リズムを崩さないようにしましょう。
軽い運動をする
ウォーキングなど、軽い運動は気分転換になり、心身のリフレッシュにつながります。
リラックスできる時間を作る
入浴、音楽鑑賞、読書など、自分がリラックスできる時間を作りましょう。
仕事の準備を日曜日のうちにする
月曜日の朝に慌てないように、できる範囲で仕事の準備を済ませておくのも有効です。
5分ぼーっとする
とある方から聞きました。
「私は1日5分ぼーっとするようにしとるんやさ〜」
そうすると頭や心がリセットされるそうです。
寝るまで仕事の事を考えてしまったり、家族の事で悩んでしまったり、イライラしたり落ち込んだり。
一日5分だけ、何も考えない時間を作ると、気持ちが落ち着くと言われました。
私も実践してみたいと思っていますが皆さんもいかがでしょうか?
仏教で見るブルーマンデー症候群
仏教的な視点からブルーマンデー症候群を考えると、いくつかの概念が浮かび上がってきます。
大切なのは、憂鬱な気分に囚われすぎず、仏教の教えを日々の生活に取り入れながら、穏やかな心で月曜日を迎えるための工夫をすることです。
無常の理解
仏教の根本的な教えの一つに「無常」があります。
これは、すべてのものは常に変化し、永遠に続くものはないという真理です。
楽しい休日も、辛い休日明けも、永遠に続くわけではありません。
ブルーマンデーの憂鬱な気分も、一時的な感情であることを理解します。
「この憂鬱な気分もいつか過ぎ去る」と認識することで、その感情に囚われすぎることを避けられます。
執着からの解放
仏教では、苦の根本原因の一つに「執着」を挙げます。
過去の楽しかった週末への執着や、将来の仕事への不安などが、現在の憂鬱な気分を生み出す可能性があります。
週末の楽しかった記憶に過度に執着したり、「また仕事が始まる」という未来への不安に心を奪われたりするのではなく、「今この瞬間」に意識を集中することが大切です。
中道の実践
仏教では極端な考え方や行動を避け、バランスの取れた「中道」を重視します。
週末に過度に遊びすぎたり、休日明けの仕事に対して過度に悲観的になったりするのではなく、心身のバランスを保つことが大切です。
適度な休息と活動、ポジティブな側面とネガティブな側面の両方を見るように心がけます。
慈悲の心
仏教では、他者への思いやりや慈悲の心を大切にします。
ブルーマンデーで辛い気持ちを抱えているのは自分だけではないと理解しましょう。
そして周りの人も同じように感じているかもしれないと想像力を働かせることで、孤立感を和らげることができます。
また、他者のために何か小さな親切をすることで、自分の心が満たされることもあります。
春はイベントがたくさんあります。高山祭や古川祭を含め、入学式や入社式、お花見などもあります。
予定が詰まっている方もおられるかと思います。
忙しい時こそ心を落ち着かせましょう。
ぜひ、息抜きに恩林寺へご参詣くださいませ!
小僧合掌🙏