東山白山神社

東山白山神社拝殿
東山白山神社拝殿

初めての場所にドキドキした恩林寺の小僧です。

東山の寺院は、幼い頃から参拝に伺っていました。
しかし、その奥にある神社には訪れたことがなかったので行ってみました。
2025年のGWスペシャル第3弾です。

東山白山神社

東山白山神社は子供の頃からよく行っていた雲龍寺さんの奥に位置しています。
雲龍寺さんと大雄寺さんとの間にある道を登った先にあります。

拝殿までの道には、お墓が並んでいて薄暗い時は不気味に感じる方もいるかもしれません。

毎年5月5日の例祭に曳き出される屋台は、県指定重要有形民俗文化財に指定されています。
また、八角形の神輿は市指定有形民俗文化財として、その歴史的価値が認められています。

歴史と特徴

東山白山神社は、飛騨高山で最も古い神社の一つとして知られています。
養老2年(718年)の創建と伝えられ、長い歴史と伝統を持つ神社です。
高山郷最古の氏神様として崇敬され、地元の人々から親しまれています。
元々は安川通りに鎮座していましたが、天正14年(1585年)に現在の場所に移されました。
高山城の鬼門に位置し、鬼門除けの意味合いも持っているそうです。

東山白山神社の御祭神

菊理媛命くくりひめのみこと

伊弉諾尊と伊弉冉尊の夫婦の争いを鎮めたとされる、縁結びの神様として知られています。

伊弉諾尊いざなぎのみこと

日本神話に登場する神で、国土や万物を創造したとされています。

伊弉冉尊いざなみのみこと

伊弉諾尊の妻神であり、共に国土や万物を創造しました。

一部の資料では、倉稲魂命うがのみたまのみこと(稲荷大社の神様)も祀られていると記載されている場合も。
しかし一般的な御祭神としては上記3柱が挙げられます。
また白山神社の総本社である白山比咩神社しらやまひめのかみの御祭神ですが、東山白山神社の御祭神として直接的に記載されることは少ないようです。

見どころ

静かで落ち着いた雰囲気の境内は、参拝客に安らぎを与えてくれます。
そして周囲の木々に癒やされる空間になっています。
東山白山神社拝殿は代々社寺建築を専門とする水間家の三代目によるもの。
飛騨の社寺建築の美しさを象徴するような優美な造りをしています。

Gallery

小僧さん

東山白山神社は、歴史と伝統を感じられる素晴らしい場所です。
雲龍寺さんや大雄寺さんも魅力的なお寺です。
飛騨高山を訪れた際には、ぜひ一度足を運んでみてください。

小僧合掌🙏

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恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。