様々な物の収集癖を持つ恩林寺の小僧です。
先日、お寺の参拝方法という記事掲載後に御朱印について質問がありました。
そこで今回は御朱印のお話をしてみたいと思います。
御朱印
最近では全国の神社や寺院を巡り、さまざまな御朱印をもらいに行く。
そう、「御朱印巡り」が人気なんだそうです。
そのせいか、近頃の御朱印はカラフルなものや、デザイン性の高いものなどもあります。
御朱印は、参拝や奉納の証明として、神仏と縁を結んだ証として発行されています。
その御朱印を自身の持っている御朱印帳に貼ったり書いたりしてもらいます。
頂き方は?
厳格なルールはありません。
しかし、できる限りしっかりと手を合わせてから頂いてほしいと思います。
お寺によっては御朱印帳を預けて参拝後に返してもらう方法をとっているところも。
また書き置きの御朱印をお渡しする寺院も少なくありません。
稀に一文字だけでも写経をしないと渡してくれないところもあります。
元々は…
御朱印というものは元々は写経を納めた時に頂いていたものです。
それがいつしか参拝の証のような扱いに変わっていったそうです。
幼い頃に聞いたこと
いろいろな神社仏閣を巡っていた幼い頃に聞いた話です。
現在は少し変化している場合もございますのでご了承ください🙏
困りごと?
色々と聞いてきた中で一番多かったのが、御朱印帳の何処に書いてほしいのか?
その目印(付箋など)があると、間違いが減って助かるなぁとおっしゃっていました。
懸命に集めている御朱印を、自分が失敗して汚したくないと言われました。
他にも?
お寺のパンフレットなどを挟んだままに出されるときも困ると言っていました。
気付かずに書き始めてズレてしまうことがあるそうです。
中には御守をそのまま挟みっぱなしにしている方もいるようで…😲
最近では…
御朱印が多くのフリマサイトなどで転売されています。
そこへ行けない理由は様々あるとは思いますが、御朱印は参拝や奉納の証明です。
やはり転売目的という不純な動機で頂くのはご遠慮願いたいと思います。
また参拝もせず御朱印だけ…なんて寂しいことも、しないでほしいですね。
せっかくお寺へ来たんですから、御本尊様だけにでもご挨拶を…🙏
御朱印は、仏とのご縁の記録。
御朱印帳は大切に保管して頂きたいと思います。
思い出のアルバムを開くように、たまに御朱印帳を開いてみてください。
写真という記録より素敵な思い出という記憶が目を覚ますはずです。
どこかで飛騨三十三観音霊場の御朱印を公開できたらな~✌
小僧さんの幼い頃のやんちゃな記憶とともに…😅
小僧合掌
文字通りお経を書き写すこと。 もしくはその書き写した経文のこと。
現代では、般若心経を書き写すことが多い。
写経は学僧が経典を学んだり、複製して全国に広めていくための行為だったのです。