木庵禅師物語

木庵禅師物語

13.日本へ渡来

慧明寺に住持されてから一年余りたった頃、隠元老和尚から、「海を渡って日本に来て教化の手伝いをするように」と親書が届けられました。 禅師は、「日本においで...
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12.太平寺の住持

太平寺は滴たるばかりの翠の山々に囲まれていました。 禅師は座禅の余暇には田植えをされたり、野菜の種子を蒔かれたり、畚を負って土を運んだり、薪を採ったりさ...
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11.払子を授與される

ついで西堂という重い役に就かれた禅師は、 木庵禅師 真赤に燃えあがった炉で鍛えあげた禅者という者は天をも持ち上げる力量が備わっているでしょうが、そのこと...
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10.中国の黄檗山へ登る

かつて費隠老和尚のもとでお目にかかったことのある隠元老和尚が黄檗山で住持されていました。禅師は黄檗山に登って足をとどめられました。ある日、 木庵禅師 燃...
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9.生薑と拳

翌年には再び用庵和尚と西湖へ行脚に出かけられ、そこで若庵和尚に、また竜門で三宜和尚に、また保寿で石雨和尚に、と次々に相見(会う)されて禅問答を交わされました。...
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8.十三日間の坐禅行

二十七歳になられて禅師は永覚和尚の下で、教えに従って十三日を限って、昼夜を分かたず寝食も忘れ坐禅に打ち込まれました。 すると二日目には夕暮れ時のような気...
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7.禅僧の一つの行き方

まず杭州の接待寺で雪関和尚にお目にかかって禅問答され、ついで龍樹寺で雪松法師の楞厳経の講義を聞かれましたが、悟ることができず悶々とした気持がますばかりでした。...
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6.金色の蓮の花

ある日の夕暮れ、坐禅しておられますと、にわかに金色の蓮の花から何ともいえない香りが漂って来て弥陀庵いっぱいにあふれ、禅師の身も心も晴れ晴れとし身体じゅうから白...
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5.大亀を放流す

その頃のある日のこと、禅師がたまたま市街に出かけられていますと、市場で長さ四尺(一尺は明時代では31.1cm)ばかりの大亀が売りに出されていました。禅師はすぐ...
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4.天神に教えられる

しかし仏教の学問だけでは、まだどうも物足らぬところがありましたので、十八歳の時、寺の北山の獅頭岩に登って独りで坐禅し、一日三枚の柿餅だけで飢えをしのがれました...
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3.開元寺のお弟子へ

十歳の頃、たまた温かが観音菩薩の名号を唱えているのを聞かれて深く感動され、それからは肉食を断ち、自分でも観音菩薩の名号を唱えられるようになられました。 ...
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2.木庵禅師のご誕生

木庵禅師がご誕生になったのは、中国の明時代も終りに近づいた頃の皇帝・神宗の萬暦三十九年二月三日で、日本では後水尾天皇が天子の御位に即かれ、徳川家康が二代将軍秀...
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