
2025年の寺報 頭陀袋です。
151号~最新号まで掲載しています。
恩林寺の寺報『頭陀袋』は毎月1回発行しております。
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耳を洗う 私たちは毎日朝起きると顏を洗い口を漱すすぎます。風呂へ入って体を洗う。しかし耳を洗うということについて古田紹欽博士はこんなことを書いておられます。中国の堯帝ぎょうていが許由きょゆうに、帝位を譲ろうと申し出た。し...
心のありか (続) さて先号はお母さんにはずいぶんお世話になったなあ。ありがたいなあ。このありがたいなあ。こそあなたの心のありかです。ということを伝えました。しかし、それだけでは心の説明にはなりません。人間は困ったもので...
自分の心とは (続き) さて頭陀袋153号に続き、心の在り処を探してみましょう。お母さんについて思い起こしました。 あの時こんなことがあったなあ。こんなお世話になったなあ。ありがたいなあ。ここです。お世話になったなあ。は...
自分の心とは 多くのお坊さんたちが、自分の心を捉えるためにはどうするか?そもそもどこに心が存在するかなど永い間、模索し、修行し続けてきました。一体、どこに心があるのか?(胸の辺り?)そこは肺でしょう。その隣は心臓。(お腹...
心とは ~法句経からの解釈~ 釈尊は「人の心は陸に釣り上げた魚のようにピチピチとして跳ね、あがき、少しもじっとしていない」と説き、心は捉えることが難しく、落ち着きがなくてしたい放題に暴れる厄介者と考えました。 日本人も心...
お寺の鐘 夕焼け小焼けで 日が暮れて 山のお寺の鐘が鳴るお手々つないで みな帰ろ からすと一緒に帰りましょ♪まだ学校に入る前の子供の頃に覚えた唱歌。昔は高山でも明け六つ、暮れ六つ、というように時を告げる鐘が鳴りました。近...