頭陀袋 2019

頭陀袋090 『今を気張らにゃ』

平成八年三月一日、私は京都黄檗山萬福寺五雲居におりました。この日は宗内の僧侶育成のための春季講習会が実施中。その頃の私は二十数年のサラリーマン生活を続けており...
頭陀袋 2019

頭陀袋089 滅相もない

「滅相もない」と言えば「とんでもない」という意味とほぼ同じで、あるべきことに対し、否定的に使われる言葉です。 また、「滅相もない」と「疎相な」が似たような意味...
頭陀袋 2019

頭陀袋088 慈眼視衆生

人は物を見るとき、自分の損得のレンズを通して判断する。そこに働く分別心に気付き、自分でもなんてあさましいと、思ってしまう。観音経の終わりの部分に、そうした損得...
頭陀袋 2019

頭陀袋087 すてきな雲水さん

すてきな雲水さんが現れました。 先日、各務ヶ原の清見寺の尼さんから紹介のありました石雲禅寺の尼僧さんが旅の途中、骨山に立ちよりくださいました。うかがえば...
頭陀袋 2019

頭陀袋086 開梛(魚梆)と玉鱗のはなし

頭陀袋85号を見た信者さんから 信徒さん 生飯さば台の話、良かったね。と言うより、昔、萬福寺へ行ったことが思い出されてねえ。あの回廊に釣ってある、でか...
頭陀袋 2019

頭陀袋085 施食のはじめ

あるとき、修行僧が閑静な木の下で座禅をしていました。 すると、樹の上に猿が住んでいて、僧が食事をしているのを見て自分も食べたくなり、樹から降りて僧の前...
頭陀袋 2019

頭陀袋084 かんのん様

大乗仏教で親しまれる観音様は私たちにとってどんな仏様でしょうか?父親の厳しい愛を喩えるのに、お不動さんの愛、お母さんの愛情を示すのに観音様のお慈悲、などといわ...
頭陀袋 2019

頭陀袋083 貧者の一灯

釈尊が舎衛国にいらっしゃった時、その国に大変貧しくて身寄りのない一人の女性がいました。彼女は、深く釈尊に帰依しておりましたので、国中の人たちがそれぞれの立場に...
頭陀袋 2019

頭陀袋082 忠言は耳に逆らう

秦の始皇帝の死後、 真っ先に都に入ったのは 後に漢を建国する劉邦でした。 競争相手である楚の項羽に先んじたことの喜びと、美女と財宝に囲まれて、すっかり気...
頭陀袋 2019

頭陀袋081 飛流直下三千尺(小さなことにこだわりそうになったら)

人はどうしても自説にこだわっつてしまう。 それも小さな、つまらないことに。そんな時は大きな滝の下に立つことだ。大音響を立てて虹を作り白煙を舞い上げながら...
頭陀袋 2019

頭陀袋080 曾源の一滴水(そうげんのいってきすい)『余分なものなど何一つない』

此の地上に存在するすべてのものは単独で 存在するものはない。 すべてのものは必要があって存在しているものと言える。 余分というものなど何もないので...
頭陀袋 2019

頭陀袋079 道を修める

人間の心はか弱いものです。 自分が何かをやり遂げようと決意し、目標を定め、予定まで立てていても、いざその仕事をやりだすとなかなか思うように進みません。い...
トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました