残暑が厳しい最中に秋祭りを紹介する恩林寺の小僧です。
日本三大美祭のひとつ、高山祭のお話です。
今年もJR高山駅前に幟が立ち、観光客だけでなく市民にも秋をお知らせしてくれています。
秋のお知らせ
秋の高山祭りのおよそ1ヶ月前くらいにJR高山駅前に幟が立ちます。
その様子は、地域の番組などで報道されます。
市民にとっては、この幟で秋の気配を感じ取ったりしています。
この頃になると、至る処で稲刈りも始まりますので、様々な秋の訪れを感じたりします。
ヒノキでできた15mの竿に飛騨高山祭と書かれた旗を通したものが左右2本あります。
それをクレーン車を使って慎重に立てていきます。
JR高山駅前に毎年春と秋の祭りの前に設置されるこの幟。
今年3月の雪等で破れてしまい、新調されていました。
Gallery
秋の高山祭
秋の高山祭は、以前桜山風鈴まつりでご紹介した櫻山八幡宮を舞台に行われます。
日程は毎年10月9日・10日の2日間です。
まだ今年のパンフレットなどの案内を見ていませんから、不確定なお話ですが…
例年通りだと櫻山八幡宮にて両日ともにからくり奉納があります。
まぁ、お天気次第なのですけどね😅
高山祭の屋台行事
祭の見どころの1つ!
それが屋台と呼ばれる大きな山車。
高山祭は春と秋の年2回行われていますが、屋台はそれぞれ異なります。
春の山王祭には12台、秋の八幡祭には11台の屋台が曳き揃えられます。
その壮大な風景は私たちを圧倒し、美しい屋台が見る者すべてを魅了します。
この屋台の起こりは1718年頃とのこと。
過去には大火による焼失や、廃台により屋台が数台失われたことも…😭
現在、屋台組と呼ばれる人々の努力のおかげで、23台も維持され続けています。
宮川にかかる宮前橋の櫻山八幡宮大鳥居から櫻山八幡宮一の鳥居(木造の鳥居)。
その間にある道路で屋台の引き揃えがあります。
『高山祭にゃ雨が降る』
昔から市民の間で語り継がれるほどの地元民だけの常識話です。
今年の祭りはどうなるでしょう…できれば晴れてほしいですよね。
そして、皆様に高山のお祭りの良さを知っていただけたら嬉しいです。
私は稀代の雨男らしいので、家に閉じこもっておこうかな…😥
でも…りんご飴がチョコバナナが、そしてベビーカステラが!
私を呼んでいる気がするしなぁ🙄
小僧合掌🙏