この時期だけの秋の絨毯を堪能してきた恩林寺の小僧です。
高山では例年ですと、冬支度を始める季節です。
しかし今年はありがたいことに、そこまで寒さが厳しくありません。
寒暖差で美しくなる紅葉も例年より遅く感じます。
往還寺
往還寺は飛騨国分寺と同様に、地元ではイチョウで有名な寺院です。
高山市一之宮町にある阿弥陀如来が本尊の真宗大谷派寺院で山号は一位山。
蓮如上人の弟子となった西方坊善正が1473年に開創したといわれています。
境内
境内には、鐘楼横の推定樹齢200年のイチョウだけでなく古い樹齢の木々が散在しています。
山門前には推定樹齢130年のシダレ桜(市の天然記念物に指定)と推定樹齢100年の菩提樹。
本堂前にはシダレ桜、庫裡前の推定樹齢150年の一位の樹。
四季を通じて風景が楽しめる…そんな寺院です。
現在の山門は神仏分離により水無神社から移築された仁王門らしいです。
今回の撮影時の様な、晩秋のイチョウの落葉が敷き詰める境内は壮観です。
それに伴って銀杏特有の、他のものにはない独特の匂いも…。
人によっては強烈すぎて鼻をつくように感じるかもしれません。
Gallery
高山市図書館
高山市図書館の煥章館(本館)まで調べ物のために訪問しました。
その際に駐車場から一本のイチョウが目に飛び込んできました。
どこだろう?と思いながら散歩開始!
方向音痴な私でも、地元なら少々鼻が効きますのでご安心ください。
そしてたどり着いたのが天照寺さんでした。
天照寺
鎌倉時代に天台宗の寺院として創建され、後に浄土宗に改宗し、江戸時代には高田藩主の松平忠輝や加藤清正の孫・加藤光正が滞在した歴史を持つ寺院です。
秋には、寺院周辺が美しい紅葉で染まります。静寂な寺院と鮮やかな紅葉のコントラストは、訪れる人々の心を癒やします。
寺院の一部はユースホステルとして利用されており、宿泊しながら寺院の雰囲気を味わうことができる様です。
囲炉裏や中庭など、日本の伝統的な空間でゆったりとした時間を過ごせると人気なんだそう。
googleでは臨時休業(記事制作時点)となっておりましたので、再開されたら取材に行きたいな~。
Gallery
MAP & LINK
追加Gallery
記事写真の撮影後、あれこれと多忙になり記事にできませんでした。
少し時間が経過し、ふと周囲を見渡すともっと美しくなっていました。
しかし、その途中で雪虫も発見😲
あぁ、もうすぐ雪が降るんだなぁ…
紅葉も終わるんだなぁ…
秋が深まり紅葉が見頃を迎えると寒い冬の訪れを示すサインです。
見事な姿を見せた後に落葉し、雪化粧へと変わっていきます。
雪虫も見かけたので、冬支度も本格的に始動させないと…😭
ファンヒーター出さなきゃ、灯油も準備しなきゃと忙しくなりますね。
あれ?師走はまだ先のはずでは…😅
小僧合掌🙏