頭陀袋2020 頭陀袋101 令和2年11月号2020.11.01放生のこころ ~隠元禅師の人柄~ 放生とは功徳を積むために捕らえられた生き物を山や池に放つ慈悲業を言います。『金光明経』というお経の中に流水長者という人が瀕死の魚を放って水を与えまた、お経を聞かせたので、後に魚は天に生ま...
木庵禅師物語 22.住持を隠退される2020.11.01七十歳を迎えられた延宝八年の正月三日、黄檗山の和尚方はお斎を設けて禅師のお誕生日に先だってお祝いをされました。 禅師は皆なの願いをききいれられ法堂に上り「寿生」の二字を主題にして説法されました。 十五日、冬の修行期が無事...