トルコ・シリア地震への募金托鉢

2月27日、高山市仏教会にてトルコ・シリア地震への募金として托鉢を行ないました。
恩林寺からは住職・小僧ともに出席し、高山市内を歩いて回りました。
高山市内の寺院が宗派問わず集まっているのに感動しました。
皆の心は一つなのかな?と思いました。
朝の気温-6℃という寒い中でしたが、多くの和尚と共に托鉢出来たのが有難かったです。
これからも参加させて頂きたいと思っています。

トルコ・シリア地震

2月6日、トルコ南部で発生したマグニチュード7.8の大きな地震がありました。
およそ5万人以上の死亡が確認されており、倒壊した建物や倒壊しそうな建物は17万3000棟ほどあるそうです。
ユニセフによると学校へ通えなくなった子供たちは400万人いるような大地震でした。
日本のような建物の補強なども弱く、倒壊による被害が一番大きかったとされています。

募金托鉢

インターネットでは、様々な募金活動が行われています。
また日本だけでなく各国でも寄付や支援活動が行われています。
私たち高山市仏教会でも、生活に困っている方々に少しでも支援できたらと思い、托鉢を行うことにしました。
参加した僧侶は約15名ほどで、鐘を鳴らして高山市内を歩き回り、人々から頂戴いたしました。
他の僧侶が管理している為、金額については分かりません。
ですが、多くの善意をいただきました。ありがとうございます。

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托鉢行

僧侶にとって、托鉢は修行です。
昔のインドでは一日を生きるための食料を頂く為に街を歩き回ったそうです。
托鉢の鐘が通ると福が来る。
福を連れてきた托鉢僧に帰依をする。
そのような意味でご飯を器の中に頂いていました。
托鉢は午前中のみで、午後に托鉢をするとそれは乞食と呼ばれました。
贅沢する必要はなく、一日生き延びることが出来れば良いのです。
現代では、ご飯がお金になってしまいましたが、未だに「お米」を授けて下さる方もおられます。ある意味、皆さまからの募金で私たちは生活していけるのです。

小僧さん

募金して下さった皆様、誠にありがとうございました。
私もこっそり自分の募金箱に入れてきました。
このような思いがトルコ・シリアに届くと良いですね。
そして、トルコやシリアの皆様、地震の被害はかなり大きいと聞いています。
復興が進むこと、1人でも多くの命が救われることを祈っています。

小僧合掌

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恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。