天王殿について
萬福寺の玄関として天王殿が設けられています。
中国では一般的な建て方で、四天王と弥勒菩薩と韋駄天を同様に祀ります。
弥勒菩薩(布袋)坐像について
范道生作、寛文3年(1663)造立、木造、像高110.3cm。布袋は弥勒菩薩の化身といわれ、本山では弥勒仏とされています。
韋駄天について
天部に属する神で特に伽藍を守る護法神とされる。
中国の禅寺では四天王、布袋尊とともに山門や本堂前によく祀られ、日本の禅宗では厨房や僧坊を守る護法神として祀られる。
小児の病魔を除く神ともいわれる。
四天王について
須弥山・中腹に在る四天王天の四方にて仏法僧を守護している四神(東方の持国天、南方の増長天、西方の広目天、北方の多聞天)