見るということ

車の運転をした恩林寺の小僧です。

両親の車を少し拝借し、ドライブをしてきました。

両親へのお披露目

高山市の朝日から高根の辺りまで、車通りの少ない道路を運転しました。
高山といえばやはり山道で、横から草木が飛び出しています。
避けながら運転しようとしますが、やはり初心者🔰です。

帰路で親に運転してもらいましたが、やはり敵いませんでした。

運転は認知→判断→操作!

運転すること以外でも見るということはとても大切だと思います。
車を運転も、まずは周囲の状況を把握することが大事になってきます。
路面状態は?車の状態は?
しっかりと見て現状を認知する事が運転の最初だと習いますしね。
初心者🔰小僧には、その後の判断や操作も不慣れでしたけど…😭
見ることの大切さは、他の物事でも必要なことです。

実際に見てみたら…

ある本に載っていたお話をしましょう。

ある人は、馬を見たいと言いました。
すると、その人の親はその人に馬の頭の写真を見せました。
その人は、馬の頭を見て、馬だと理解したのです。

次に、その人の恋人が馬の足の写真を見せて、これが馬だと説明しました。
すると、その人は写真に写ってる足は馬だと把握しました。

更に、その人の友人が馬の尻尾の写真を見せて、これが馬だと説明しました。
もちろんその人は納得しました。

ですが、後で実際の馬を見て驚いたそうです。
なんと、身体が大きいではありませんか😲
足が四本も付いているではないですか😲
その人が想像していた馬は、頭と足一本と尻尾がある未知の動物だったのです。

百聞は一見にしかず

「百聞は一見にしかず」という言葉があります。

どれだけ聞いても実際見ないと分からないことがあるという意味です。
しかし、実際に見ても分からない事が沢山あります。
実際に、先程の例え話の中の人は馬の写真を見ても、本物を想像することは出来ませんでした。

僕たちが見ているのもきっとほんの一部分だけだと思います。
もっと広い目で深いところまで見ないと分からないことが多いと思っています。

正見

お釈迦様が悟りにいたるための正しい実践行として説いた八正道。
その一番目になっているのが正見です。
誤りのない正しい見解や思想のことを指しています。
残りの七正道もすべてこの正見を目指すとされています。

八正道

正見・正思(正思惟)・正語・正業・正命・正精進・正念・正定

八正道は釈迦の初転法輪(最初の説法)において説いたとされ、涅槃に至るための実践行です。
詳細は、後日のブログで記したいと思います。
でも、うまく書けるか不安しかありません😱
あっ、こんな考えでは、もう八正道から外れていますね…😥

小僧さん

何事もちゃんと見て、確認して、行動するように心がけていきたいですね。
あと、僕は車の運転が上手くなれるように初心者マーク🔰で頑張ります!
恩林寺周辺では運転中の小僧が見られるかもしれません。
普段は見られないような、真剣な表情。
しかも肩に力が入りまくった状態になっていると思います。
珍種状態の小僧さんを探しに❓ぜひ恩林寺まで足をお運びください😆😆

小僧合掌

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恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。