どてら

地元が好きな恩林寺の小僧です。

飛騨高山は田舎ですが、それでもやはり好きな街です。
近所の人との交流があって、家族を大切にして、冬でも暖かい街だと思います。

僕がこの前帰省した時に、「どてら」を頂きました。
寒い地域では欠かせない伝統的な着物です。
とても暖かく、普段から着ています。

この「どてら」(別の名を丹前)は江戸時代の「ちゃんちゃんこ」の形が変わって生まれたものなのです。
「ちゃんちゃんこ」は袖無しのベストのような形の物に対し、寒い地域では「これでは寒い」ということで、この「どてら」を作ったのでした。
それから今日に至るまで、伝統的に残り、愛用され続けてきた服を着ています。
寒い冬でも暖かい服なのがすごいですよね!

3月に禅堂へ入り1年の修行をさせて頂きます。
それまで髪の毛を伸ばし、暖かく高山を過ごしたいと思っています。

小僧合掌

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恩林寺の小僧さん
檀信徒の皆さんに『一休さん・小僧さん…』様々な愛称で呼ばれております、鳳雅禅士です。「一日一善」を心がけながら、日々精進していきます。感謝・合掌。