日増しに暖かくなってまいりました。天災、疫病で悩まされる、まるで末法の世を迎える平安時代の末期の世相を思い浮かべます。
このたびのコロナウィルス拡散対策というのでお彼岸の行事を自粛された寺院は多かったようです。
恩林寺も三月二十一日、涅槃忌、春の永代祠堂回向法要、歴代総代様の法要を企画しておりましたところ
急遽、中止とさせていただきました。
当日は、住職・鳳雅禅士と二人でお勤めをさせていただきました。
お参りは近隣のかたのみで、少し寂しくはありましたが例年の通りのご回向をさせていただきました。
また、六月には、例年の通り「お施餓鬼法要」を計画しております。
その折にはぜひともご参詣いただきたく重ねてお願い申し上げます。
まずはお詫びの御挨拶まで申し上げます。

古田住職
中山かんのん 恩林寺
住職 古田正彦 合掌
コメント